Sunday, June 28, 2009

合同練

6月28日、日曜日。
名古屋大ラグビー部と名古屋クラブの合同練習に参加してきた。

怪我等でお互いに十分な布陣ではなかったけれど、ゲームに近い状況での練習が出来たので、特に名古屋大の選手にとっては有意義だったと思う。彼等にとって名古屋クラブは格上のチームなので、胸を借りて挑戦するという意味でも、良い経験になったはずだ。最後のADは完敗だったけれど、修正点を具体的に洗い出して、もう一度挑戦すればいい。夏にもう一度こういった機会を持てればベストだね。

自分自身も、ちょうど名古屋クラブのCTBが1人不足していたので、ADに参加させてもらって、非常に楽しかった。やはりゲーム形式の練習はやっていて面白い。1人では出来ないことなので、こうして名古屋の様々なチームがプレーの機会を提供してくれることに、改めて感謝しないと。とても貴重な縁だと思っています。

個人的な反省は、イージーミスが幾つかあったこと。
ハンドリングエラーが多かった。
もともと得意な方ではないので、もっと丁寧にプレーするようにしたい。
それにしても、久しぶりに100mを10本も走って、既に軽く筋肉痛気味です。

名古屋大には、練習中も出来る限りメッセージを出すようにした。
彼等にとっての最初の課題は、「自分がプレーする」意識を持つことだね。
例えば、自分のマークだけをディフェンスするのではなくて、ボールに一番近い人間が、誰であろうと構わずタックルする。エキストラのプレーヤーだけに突破役をさせるのではなくて、全員が「自分が抜く」つもりで走る。誰かがスイープしてくれるのを待つのではなくて、自分がスイープする。こうした「小さな自発性」の積み重ねが、きっとチームを強くすると思う。今はまだ、どこかで他人を(特に限られたキーマンを)頼ってしまっているからね。自覚症状はないかもしれないけれど。

名古屋大学は、来週末が春の最終戦と聞いている。
自発的に戦って、勝ってもらいたいです。

コーチング

名古屋大ラグビー部へのコミットが熱を帯びてきた。
非常に楽しくなってきました。

今日はグラウンド練習の予定ではなかったのだけれど、主将にお願いして1時間半の時間をもらい、セッションを組んでみた。たった1回の練習でカバーできることには限界があるけれど、アタックの基本的な考え方を整理して、「ユニットで抜く」という感覚を理解してもらうことが目的だった。

昨年から名古屋大の練習には顔を出しているけれど、コーチングをしたのは今回が初めてだった。正式なコーチでもない立場で、チームの方針を左右する言葉を軽々しくは言えないし、選手に混乱を来たす可能性もあると思っていたので、コーチングするのではなくて、いつも一緒に練習をしていた。学生と一緒に練習するのはとても楽しい経験で、直接彼等と勝負することでコミュニケーションが生まれるし、自分自身のトレーニングにもなるので、基本的にこのポジションで彼等にコミットしていた。

そんな訳で、名古屋では初めてのコーチングだった。
こちらでメニューを組んで、練習の構成と時間配分を考える。
あとは選手の雰囲気を見ながら、グラウンドレベルで多少のアレンジをして。
とても楽しかった。
そして、自分自身にとっても非常に良い経験になった。
学生を見ていて、違和感を感じるポイントを探っていくと、自分自身も気づきがある。
それに、「コーチ」という立場を明確にして練習にコミットすると、より真剣に選手を見るようになるので、今まで気づかなかった特徴がふと目に留まったりする。「この子、ステップ踏む間合いが近いなあ」とか、今までも一緒に練習してたのにね。

またこういった機会を作って、改めてセッションをやってみたい。
色々とアイデアが浮かんできて、次のチャンスが今から楽しみです。

Monday, June 22, 2009

モデル

週末のことだけれど、近所に建設中の分譲マンションのモデルルームを見学した。
特に購入を考えている訳ではないのだけれど、どういったものか気になって。
営業の方には非常に申し訳ない動機だが、なかなか楽しかった。

2つのマンションを見学したのだが、日曜日に見た物件はかなりの代物だった。
最も手頃な部屋でも6千万円台から、というマンションなので、当然といえば当然かもしれないが、立地、周辺環境、設備といった全てが素晴らしく、資産性の極めて高いマンションだと感じた。平たく言ってしまえば、きっと売れるマンションなのだろうと。
勿論、室内空間も非常に良く出来ていて、自分の身の丈を大きく越えた充足感を前にして、内覧に来たことが多少恥ずかしくなってしまうようなレベルだった。広々とした開放感のあるリビング、シンプルかつ機能的でありながら十分なゆとりを感じさせるキッチン、3mの奥行きを備えたバルコニー、子供部屋と間違ってしまうほどの納戸。
当然買えないのだけれど、凄かった。
満足できないポイントを見つける方が難しい。

ただ、そう思いながらも、ふと考えてしまった。
例えば奥行き3mのバルコニー。モデルルームでは、オープンテラスのようにカフェテーブルと3脚の椅子が並べられていたのだけれど、そういった時間の過ごし方というのは、家族が限られた条件の中で求めている豊かさなのかなあと。
のびやかな開放感あるバルコニーがあったら、そんな暮らしをするかもしれない。
でも、なくてもいいかもしれない。
洗濯物が太陽の光を浴びてパリッと乾けば、それで良いかもしれない。

モデルルームを見ていると、部屋に暮らし方を規定されているような感じがする。
モデルルームはどこか「モデルライフ」を想定していて、そしてそれは「マイライフ」ではないのだということが、非常に良く分かって面白かった。

とはいえ、だからマンションが悪い訳では全くなくて、やはり素晴らしかった。
好みの問題はあると思うけれど、一流のマンションというのは品格と風格がある。
資産性も含めて、マンションゆえのメリットは多々あるのだろうと、観ていて感じた。

いつかは家を建てたいなあと、素直に思いました。

Saturday, June 13, 2009

名言

最近、本で読んで心に響いた言葉。

「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」

リクルートの社訓なのだそうです。
素晴らしい言葉だよね。
ポケットの中の手帳にさっとメモをして、心に刻み込むつもりで。
今というタイミングで、この言葉を知ったのも何かの縁。
自らを変えるために、自ら機会を探して、作っていかないと。

名古屋大

最近、名古屋大学ラグビー部の練習によく顔を出している。
家から自転車で15分なので、とても参加しやすいのが嬉しい。
また正式なコーチではなく、フリーランス的な立場なので、基本的に全てのメニューを一緒に行っているので、トレーニングにもなっている。
やはり1人で走るよりも、グラウンドで学生と走った方が楽しいです。

今日の練習は、明日の試合に向けてAD中心だった。
名古屋大は1年生を含めて30名前後しかおらず、おれがBチームのSOだった。
クラブチームだと、SOは恥ずかしくて出来ないし、実際SOでプレーする機会もないので、ある意味では良い経験かなと思いながらプレーしている。
そしてなんと、今日はキックパスを1本決めてしまった。
ラグビーを続けて15年ですか・・・、初めてキックパス通りました。

名古屋大には、昨シーズンから参加していたのだけれど、言葉にきちんと耳を傾けてもらえる関係が築けてきた感じなので、もう少しコーチングしてみようかな。