3月29日、日曜日。
パートナーと一緒に、帆南を連れて名城公園に遊びに行ってきた。
多くの花見客が昼下がりの時間を過ごしていて、なかなか賑やかだった。
帆南には離乳食のお弁当を持っていって、自分達にはパンを幾つか買って持っていって、ささやかなランチだけれど気持ちよく楽しめた。帆南は最近になって食欲が旺盛になってきたけれど、屋外に出ると、一層元気よく食べる気がします。外の空気は、やはり気持ちいいんだろうね。
さて、本題はランチの後のこと。
名城公園内には全長1.3kmのサイクリング・コースがあるのだけれど、このコースを活用して、日曜日には「名城自転車天国」という催しが行われているんだ。
http://www.keirin-njk.com/nasiro/index.html
パートナーは以前から知っていたようだけれど、おれ自身は今日までこの催し自体を全く知らなかった。公園内に足を踏み入れてみると、ナンバープレートをつけた自転車が至るところを走り廻っていて、結構すごい台数だった。
受付会場で聞いてみると、わずか500円で何度も自転車を借りて遊べるとのこと。
勿論、やってみました。
まずは、以前から乗ってみたかったタンデム。パートナーが以前欲しがっていたタイプの自転車なのだけれど、乗ってみると結構難しい。本来2人乗りのところ、チャイルドシートまで装填して3人で乗ってみると、特に後部側(ストーカーというらしい)がバランスを保つのに、少々苦戦する。そういう意味では、実用性は高くないだろうし、スピードを出して街を颯爽と走るようなものではないけれど、ただ、とても楽しい。チャイルドシートもレンタルできるので、家族で一度乗ってみるのはお勧めです。
そして、ジョイフル。ペダルとサドルがなく、身体をスプリングのようにしながら後輪を回転させて走る自転車で、これも初めて乗ってみた。小学生くらいの子供達が見事に乗り廻しているのが本当に楽しそうで、見ているだけで微笑ましいのだけれど、乗ってみるとこれも結構難しい。子供の方がかなり上手くて、おれは相当下手だった。悔しいので、一応おれの中では「体重が一定以上あると不利な自転車だ」という結論にしている。ちなみに、パートナーは結構上手だったね。
更には、前輪車軸にペダルを取り付けたミショー型と呼ばれる自転車まであって。
http://www6.atwiki.jp/piro/pages/1332.html
事務局の方に「何でも挑戦するねぇ」と笑われながら、勿論乗ってみた。
そして、これまた面白い。結構ぶれるけれど、十分走れる。ブレーキが片側しかないので最初は少し不安になるけれど、そもそも前輪しか廻らないのだから当然だ。これも街では走れないだろうけれど、乗っているだけで厭きない。
そんな訳で、1時間近くも自転車で遊んでしまった。
こういう遊びがやはり一番面白い。
ただ「乗る」というとても原始的な行為なのだけれど、それがとても心地よい。
また行ってみよう。