Tricycleって、知ってますか。
パートナーがずっと欲しがっていたオランダの子乗せ三輪車が、遂に届きました。
http://www.taga.nl/intro.asp車を持たない生活をしているので、子供が産まれてからは、パートナーの行動範囲がとても狭まってしまっていた。帆南も1歳を過ぎて、普通に歩けるようになったし、電車に乗ってもおとなしくしているので出掛けることは出来るのだけれど、ちょっとした日々の生活の中で、気軽に足を運べるエリアとなると、どうしても徒歩圏内となってしまっていた。気分転換も難しかったみたい。
育児の苦労も絶えない日々に、少しでも潤いと楽しみを添えたいという思いもあって、ずっと前から2人で自転車を色々と探していたのだけれど、世界には本当に沢山の子乗せ自転車があって。
Zigo、Nihola等、見ているだけで楽しくなるデザインに憧れていた。
http://myzigo.jp/
http://nihola.info/da/nihola+cykler/nihola+low/
そんな中、最終的に選んだのがTaga。デザイン性やサイズを考慮すると、最も実用性を備えていると感じたのが決め手になった。前方が二輪なので、当然ながら通常の自転車と比較すると幅も広くて場所を取るのだけれど、Tagaの場合はベビーカーとしても使えるようになっていて、ベビーカー・モードにしてしまえば、比較的狭いスペースでも置いておける。一応、実車も確認した上で購入したのだけれど、実際に届いてみると、さほど不便なく使えるレベルかなと感じている。
名古屋の市街をどの程度走れるものか多少の不安はあったけれど、今のところ特に問題もなく、気持ちよく走れている。帆南も心地よいらしく、一度乗せて街を走り出すと、もう降りたくないようで、降ろす時にはいつもぐずっている。
自転車道がきちんと整備されているオランダで生まれた製品で、まだ日本では取扱いも少ないのが現実だ。国内の販売代理店も数店あるけれど、結局は個人輸入で購入した。現在の為替だと、代理店経由よりも遥かに安価に購入できるし、対応してくれたオランダのセールス・マネージャーはとても丁寧で親切だった。納期も非常に短くて、送金完了から1週間以内で届いてしまった。便利な時代になったなぁと、本当に驚いてしまった。
パートナーがよく言うのだけれど、日本の子乗せ自転車は「母親が乗る」ことを前提に作られているものばかりだ。いわゆるママチャリのハンドル部分に子乗せシートを装着して街を走る母親の姿はよく見掛けるけれど、父親が子供を乗せて自転車で走っている姿はまずお目にかかれない。
勿論、Tagaのメインターゲットも母親だろうけれど、父親が乗って格好良いデザインだと思う。日々の暮らしの中では主にパートナーが使うことになるけれど、週末はおれが乗り廻したい。サイドバックにマグを入れて、ロディのヘルメットをかぶせたら、名古屋大が練習している山の上グラウンドまで、帆南を連れていけるかも。