Sunday, June 29, 2008

名古屋大戦

久しぶりの更新。
なかなか書けなくて・・・。

6月29日、日曜日。
東大ラグビー部の春シーズン最終戦があったんだ。
東京大 24-0 名古屋大(13:00 K.O.@名古屋大グラウンド)

生憎の雨だったけれど、零封できたのは良かったね。
学生のみんな、春シーズンお疲れ様でした。
でも、彼等はもっと出来るはずなんだ。
今年のチームの課題がはっきりと浮かび上がったのは、ある意味では収穫だったのだけれど、見ていて歯痒さも残るゲームだったね。
まずは1週間、身体を休めながら、自分達の課題を整理しよう。
今日のゲームの中に、ヒントは沢山あるはずだからね。

ちなみに。
Aチームの試合終了後、Bチームも20分ハーフの試合をしたんだ。
怪我人続出の学生だけでは人数が足りず、おれも前半だけプレーした。
ゲームは残念ながら負けてしまったのだけれど、とても楽しかった。
レベルは低かったけれど、学生と共にラグビーができる機会は滅多にないからね。
入部して3ヶ月程度の1年生も、同じグラウンドにいた。
彼等がこのゲームから何かを掴んで、成長していくのが楽しみです。

Tuesday, June 03, 2008

『察知力』

中村俊輔著『察知力』(幻冬社新書)、読了。

幼少期から中学/高校時代、その後のJリーグ時代を経て、セルティックでプレーしている現在に至るまで、中村俊輔のサッカー人生の軌跡が綴られた自伝的エッセイ。
特別なことは言っていないと思うけれど、なかなか面白かった。
報道/メディアから想像される中村俊輔のイメージとは異なる部分が多かったね。

「特別なことは言っていない」というのは、「特別じゃない」ということじゃない。
著作を読んで思ったけれど、中村俊輔は、プロのアスリートとして当然のことを、当然に遂行してきたプレーヤーだからこそ、特別な存在になったのだということ。
「『ガムシャラにやる』だけじゃ足りない」という言葉は、非常に印象的だった。
何をどのように頑張るのか。何故そこにこだわるのか。
考え抜いて、その上で、時間を惜しまず練習する。
とても難しいことだけれど、やはり一流のプロフェッショナルは流石だね。