Saturday, January 29, 2011

随分長い間、blogを更新できていなかった。
新しい1年の決意を書くつもりだったのに、気づけばもう1月が終わろうとしている。
やっぱり、思い立った日に書かないとダメだね。

2011年という1年は、おれにとって本当に大切な1年になると思う。
というよりも、必ずそうしてみせる。
何故だか分からないけれど、人生が動き出している感じがするんだ。
人生というと大袈裟かもしれないけれど、今後30年の自分自身の生き方を左右するような、道筋は見えなくても、歩き出す方角が定まっていくような、そんな時期に差し掛かってきているような気がする。まさに「今」なのだと、いつも思っている。

最近は、多少波乱含みの仕事が多い。
今週は特に酷かったので、1時間程度しか寝られない日もあった。
でも正直なところ、忙しいという感じはさほどしない。
冷静に考えてみると、自分自身の判断と行動で動けることが、ある程度まで増えてきたのが大きいと思う。結果がどうであれ、自分で納得して受け入れられる、ということが増えてきた。自分がオーナーシップを取れば、忙しいと思うこともさほどない。

今でも失敗や早合点は少なくない。結論を出さない会議が嫌いなので、徹底的に結論を求めようとして強引だと言われることも多い。「難しい」に代表される「対案なき消極的否定」も好きではないので、否応なく自分で対案を考えることになる。(そして「会社」という場では、更にPowerPointへの落とし込みまで要求される。)
でも、そういうプロセスは結構楽しい。
自分を変えていく、或いは自分の色をより鮮明にしていくための機会かもしれない。

今できることは何だろう。
本当は考えるまでもなくて、納得できる答えは1つだけなんだ。
それは、できること全てに必死になること。
処世術を考える暇もないくらいに。
組織の理不尽や不合理を嘆く暇もないくらいに。
「所詮サラリーマンだから」という大嫌いな言葉を聞き流す暇もないくらいに。

日頃から一緒に仕事をしている先輩が、タクシーの車中で呟いていた。
権限がない立場で人に動いてもらう為に、人格者を目指したいのだと。
冗談交じりの言葉なのだけれど、おれの考え方は違うんだ。
そもそも人は、権限だけで単純に動かされるようなものじゃない。権限に対しては、面従腹背が世の常だ。

人を動かすのは、人の必死だと思う。
仲間の必死のために、自分も必死になるのがチームワークだと思う。
会社がつまらない人間ばかりなら、自分が隗になればいい。
(そんなこともないと、おれ自身は思うけれど。)
必死というと重苦しいけれど、たぶん本質はすごくシンプルなことなんだ。

きっと、ラグビーのようにすればいいんだよね。