全国クラブ選手権大会、決勝。
タマリバ 10-3 北海道バーバリアンズ
クラブ日本一、勝ち取りました。
秩父宮に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
残念ながらゲームのクオリティは到底納得できるレベルのものではなく、退屈な思いをさせてしまったかもしれないけれど、とにかく勝ってほっとしています。
本当は書きたいことが山ほどあるけれど、今はしまっておきます。
次は2月4日、秩父宮ラグビー場で行われる日本選手権。
戦う相手は、早稲田大。
ようやくここまで辿り着きました。
スターティングメンバーとして秩父宮に立てることを信じます。
内部さん、中原さん、小寺さん、建太。
応援ありがとうございました。
次も頑張ります。
社会人での3年間に自信を持って、日本選手権の舞台で暴れてみせます。
CTBとして激しく、そしてFLのようにしつこく。どっちが本業か忘れちゃいましたけど。
Monday, January 30, 2006
Saturday, January 28, 2006
決勝前夜
1月29日(日)全国クラブ選手権大会、決勝。
タマリバvs北海道バーバリアンズ(12:00 K.O. @秩父宮ラグビー場)
ラグビーを始めて13年、明日は「日本一」という舞台への初めてチャレンジです。
なんとしても勝ちたい。
トップリーグや大学ラグビーのような華やかなものではないけれど、クラブラグビーの世界こそが今のおれの居場所だからね。
残念ながら、おれ自身はリザーブからのスタート。
6月にタマリバに加入してからずっと目標にしてきた大切なゲームで、スターティングメンバーから漏れたことは本当に残念だけれど、出番はあると信じている。
この悔しさを、試合にぶつけるしかないね。
タマリバvs北海道バーバリアンズ(12:00 K.O. @秩父宮ラグビー場)
ラグビーを始めて13年、明日は「日本一」という舞台への初めてチャレンジです。
なんとしても勝ちたい。
トップリーグや大学ラグビーのような華やかなものではないけれど、クラブラグビーの世界こそが今のおれの居場所だからね。
残念ながら、おれ自身はリザーブからのスタート。
6月にタマリバに加入してからずっと目標にしてきた大切なゲームで、スターティングメンバーから漏れたことは本当に残念だけれど、出番はあると信じている。
この悔しさを、試合にぶつけるしかないね。
Sunday, January 15, 2006
アートオフィス
昨日のことだけれど、パートナーの再就職が決まった。
これまでも様々な分野を転々としてきたけれど、今度の職場は銀座のとある画廊。
いいよね。
画廊で働くということが、おれには上手くイメージできないけれど、楽しそうです。
近代日本画を中心に取り扱う画廊のようで、今は隣の部屋で、その画廊で取り扱いのある作家の名前を100人近く暗記しようとしている。明日から勤務が始まるのだけれど、お客様から電話が掛かってきた時に、作家の名前も知らないようでは仕事にならないので、事前に覚えておくように指示があったそうだ。
なんかさ、画廊のパンフレットを見ると、ジャンル毎に分かれて作家名が記載されているわけ。例えば書画、日本画、工芸、彫刻といった具合に。
それぞれのジャンルで、15名から20名くらいの作家名が列記されているのだけれど、うちのパートナーはどうやら学校の先生になったつもりで暗記しているらしい。
書画組の尾形光琳君、みたいな感じで。
なんだかよく分からないけれど、画廊での仕事というのは誰もが経験できることではないので、とにかく楽しんでくれればいいなと思っています。
これまでも様々な分野を転々としてきたけれど、今度の職場は銀座のとある画廊。
いいよね。
画廊で働くということが、おれには上手くイメージできないけれど、楽しそうです。
近代日本画を中心に取り扱う画廊のようで、今は隣の部屋で、その画廊で取り扱いのある作家の名前を100人近く暗記しようとしている。明日から勤務が始まるのだけれど、お客様から電話が掛かってきた時に、作家の名前も知らないようでは仕事にならないので、事前に覚えておくように指示があったそうだ。
なんかさ、画廊のパンフレットを見ると、ジャンル毎に分かれて作家名が記載されているわけ。例えば書画、日本画、工芸、彫刻といった具合に。
それぞれのジャンルで、15名から20名くらいの作家名が列記されているのだけれど、うちのパートナーはどうやら学校の先生になったつもりで暗記しているらしい。
書画組の尾形光琳君、みたいな感じで。
なんだかよく分からないけれど、画廊での仕事というのは誰もが経験できることではないので、とにかく楽しんでくれればいいなと思っています。
ミスをしない
久しぶりのラグビー。
バスで片道5時間の日帰り遠征で向かった先は、トヨタスポーツセンターだ。
トヨタ自動車B、三洋電機B、タマリバの3つ巴でのゲーム。マイクロソフトカップ、そして日本選手権を控えたこの時期に、Bとはいえゲームを組んでもらえたことに本当に感謝している。クラブラグビーでは、このレベルと出来るチャンスは殆どないからね。
14時40分、まずはトヨタBと40分間1ハーフ。
正確なスコアは知らないけれど、トライ数2-1で負けた。
チームとしては、悪くない出来だったと思う。課題も多く出たけれど、同様に収穫も多かった。随所に通用するプレーがあった。試合開始早々に先制トライを奪われて、立ち上がりは良くなかったけれど、40分全体を通してみれば、タマリバの時間帯を創り出して、自分達の強みを生かした勝負をすることが、一定程度は出来たと思う。
個人的な出来としては、ミスが多かったね。ディフェンスミス、ハンドリングミス、プレーの選択のミス。そういったものが、たった40分間の中に幾つも出てしまった。
課題はいつも同じだ。社会人ラグビーの頃に、大西さんにいつも指摘されていたことだけれど、ミスをする選手はチームから信頼されない。大切なのは、自分の責任を80分間ミスなく徹底すること。ミスをするチームは、絶対に勝てないからね。
大西さんに聞いた象徴的な話がある。
オーストラリアのクラブチームでは、1stから5thくらいまでGradeが分かれていて、それぞれのレベルでプレーを楽しんでいるのだけれど、Grade1つの差というのは、結局のところ10分間の差なのだという話だった。
例えば、1st Gradeと2nd Gradeがゲームをしたとする。すると、前後半合わせて80分間のゲームの中で、70分間くらいはほぼ互角の内容で競り合うのだそうだ。そして、後半30分を越えてラスト10分の戦いになった辺りで、1stと2ndの差が出てくる。その差というのが、つまりはミスなのだと、大西さんは言っていた。70分間タイトなゲームを続けた後の、ラスト10分間。そこで最後までタイトなプレーを継続できるのが1stであり、対照的に2ndは、集中力を切らさない1stの激しいプレッシャーを受けて、最後にミスが出てしまう。ラグビーの強さというのはそういうものであり、それが3rdになれば、2ndよりも更に10分早く切れてしまう。ラグビーにおける勝敗を分かつのは、つまりはそういうことなんだ、って。
いい話だと思う。
10分間のADであれば互角以上の戦いが出来るけれど、ゲームになると全く歯が立たない、といったことが実際にあるけれど、ラグビーの本質をよく捉えていると思う。
タマリバのメンバーとして日本選手権に出場して、格上のワセダに勝利することを目標にするならば、最もしてはいけないのがミスだ。ミスをしたら、絶対に勝てない。
残された練習時間は少ないけれど、そのことを改めて肝に銘じないといけないよね。
話題が逸れてしまったけれど、トヨタ戦に続いて、三洋電機とのゲーム。
三洋はCチームだったようだ。おれは交替を命じられて、ベンチに下がっての観戦。
三洋は、フィジカルが強かったね。FW、BK共にCチームとは思えないサイズだった。球際にも強く、タマリバは再三ターンオーバーをされてしまった。結果的にはトライ数で3-0の敗戦。得点できるチャンスが殆どなく、厳しいゲームにはなったけれど、それでも粘り強いDFが何度も見られて、決して悪くはないゲームだったと思う。
残念ながら勝利は出来なかったけれど、タマリバとしては自信になったと思う。
でも、このくらいはやらないと駄目だね。これをベースラインにしなければいけない。
今度は晴れた日に試合をしたい。そして、なんとか勝利してみせたい。
それにしても、寒くて死にそうだった。
バスで片道5時間の日帰り遠征で向かった先は、トヨタスポーツセンターだ。
トヨタ自動車B、三洋電機B、タマリバの3つ巴でのゲーム。マイクロソフトカップ、そして日本選手権を控えたこの時期に、Bとはいえゲームを組んでもらえたことに本当に感謝している。クラブラグビーでは、このレベルと出来るチャンスは殆どないからね。
14時40分、まずはトヨタBと40分間1ハーフ。
正確なスコアは知らないけれど、トライ数2-1で負けた。
チームとしては、悪くない出来だったと思う。課題も多く出たけれど、同様に収穫も多かった。随所に通用するプレーがあった。試合開始早々に先制トライを奪われて、立ち上がりは良くなかったけれど、40分全体を通してみれば、タマリバの時間帯を創り出して、自分達の強みを生かした勝負をすることが、一定程度は出来たと思う。
個人的な出来としては、ミスが多かったね。ディフェンスミス、ハンドリングミス、プレーの選択のミス。そういったものが、たった40分間の中に幾つも出てしまった。
課題はいつも同じだ。社会人ラグビーの頃に、大西さんにいつも指摘されていたことだけれど、ミスをする選手はチームから信頼されない。大切なのは、自分の責任を80分間ミスなく徹底すること。ミスをするチームは、絶対に勝てないからね。
大西さんに聞いた象徴的な話がある。
オーストラリアのクラブチームでは、1stから5thくらいまでGradeが分かれていて、それぞれのレベルでプレーを楽しんでいるのだけれど、Grade1つの差というのは、結局のところ10分間の差なのだという話だった。
例えば、1st Gradeと2nd Gradeがゲームをしたとする。すると、前後半合わせて80分間のゲームの中で、70分間くらいはほぼ互角の内容で競り合うのだそうだ。そして、後半30分を越えてラスト10分の戦いになった辺りで、1stと2ndの差が出てくる。その差というのが、つまりはミスなのだと、大西さんは言っていた。70分間タイトなゲームを続けた後の、ラスト10分間。そこで最後までタイトなプレーを継続できるのが1stであり、対照的に2ndは、集中力を切らさない1stの激しいプレッシャーを受けて、最後にミスが出てしまう。ラグビーの強さというのはそういうものであり、それが3rdになれば、2ndよりも更に10分早く切れてしまう。ラグビーにおける勝敗を分かつのは、つまりはそういうことなんだ、って。
いい話だと思う。
10分間のADであれば互角以上の戦いが出来るけれど、ゲームになると全く歯が立たない、といったことが実際にあるけれど、ラグビーの本質をよく捉えていると思う。
タマリバのメンバーとして日本選手権に出場して、格上のワセダに勝利することを目標にするならば、最もしてはいけないのがミスだ。ミスをしたら、絶対に勝てない。
残された練習時間は少ないけれど、そのことを改めて肝に銘じないといけないよね。
話題が逸れてしまったけれど、トヨタ戦に続いて、三洋電機とのゲーム。
三洋はCチームだったようだ。おれは交替を命じられて、ベンチに下がっての観戦。
三洋は、フィジカルが強かったね。FW、BK共にCチームとは思えないサイズだった。球際にも強く、タマリバは再三ターンオーバーをされてしまった。結果的にはトライ数で3-0の敗戦。得点できるチャンスが殆どなく、厳しいゲームにはなったけれど、それでも粘り強いDFが何度も見られて、決して悪くはないゲームだったと思う。
残念ながら勝利は出来なかったけれど、タマリバとしては自信になったと思う。
でも、このくらいはやらないと駄目だね。これをベースラインにしなければいけない。
今度は晴れた日に試合をしたい。そして、なんとか勝利してみせたい。
それにしても、寒くて死にそうだった。
Sunday, January 08, 2006
近況
1月8日・9日と全国クラブ選手権大会が行われる。
おれは2回戦のメンバーに選ばれていたのに、残念ながら試合に出場できない状況になってしまった。仲間に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。
タマリバの快勝を期待しています。
それから、最近は全然書けていないけれど、今思っていることを。
元旦の朝日新聞に、スロヴェニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクのインタビュー記事が掲載されていたのだけれど、非常に興味深いものだった。現代社会に対する眼差しは非常に鋭く、アメリカ型消費社会に対するカウンターパートとしての思想は、社会を考える上での新たなきっかけとなった。
近いうちに一度、スラヴォイ・ジジェクの著作に挑戦してみたいと思っています。
おれは2回戦のメンバーに選ばれていたのに、残念ながら試合に出場できない状況になってしまった。仲間に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。
タマリバの快勝を期待しています。
それから、最近は全然書けていないけれど、今思っていることを。
元旦の朝日新聞に、スロヴェニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクのインタビュー記事が掲載されていたのだけれど、非常に興味深いものだった。現代社会に対する眼差しは非常に鋭く、アメリカ型消費社会に対するカウンターパートとしての思想は、社会を考える上での新たなきっかけとなった。
近いうちに一度、スラヴォイ・ジジェクの著作に挑戦してみたいと思っています。
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