久しぶりの更新。
随分書いていなかったなぁ。
つい最近のことだけれど、英語の勉強を再開した。
何度も挫折しているのだけれど、もう一度きちんと挑戦しようと思っている。
毎日英語に触れるつもりで、特にリスニングを改善していきたい。
本当は、英語で読んでみたい本が沢山あるのだけれど、ずっと怠っていた。
最近は小説を読む量が随分減ってしまったけれど、学生の頃、ポール・オースターの『幽霊たち(Ghosts)』を原語で読みたくて、ペーパーバックを買った記憶がある。
読み切れなかったなぁ・・・。
NYで活躍する大学ラグビー部の同期の言葉で、とても印象的だったものがある。
随分前のことだけれど、彼の一時帰国の折に、東京で仲間が集まって呑んだのだが、broken Englishでも十分にアメリカ人との交流はできるし、心を通わせることができるはずだと語る仲間の1人に、こう応じたんだ。
「でもそれは、ある一線を越えない。」
表現は正確ではないが、発言の主旨ははっきりと覚えている。
そしてその時に、そうだよなぁと素直に感じ入ってしまったことも。
言葉では表すことのできないことは、きっと沢山あるだろう。
でも、言葉でしか表すことのできないものだって、沢山あるはずだ。
言語化を志向することで初めて気づく非言語の領域。
その深さと繊細さを伝えることができるのは、結局のところ言葉かもしれない。
そこまで辿り着けなくてもまずはいいので、もう一度、英語を勉強してみよう。
1年後にはポール・オースターを読みこなせるように。