のりこが絵を描いてる。
パステル画を始めてどれくらいになるだろう。ちょっとずつ書き溜めていて、最近は3日連続で描いてる。
今日は、パプリカ。
ちなみに、昨日はピーマン描いてたね。
描いてる姿を見ていて、改めて「好き」ということのパワーに気づかされるよ。
好きこそものの上手なれ。
好きなことは、黙っていてもやる。誰に言われなくても、それを努力とも思わずに、一生懸命にやるよね。
永井均という哲学者がいるんだけど、おもしろいこと言ってた。
人生というのは、遊ぶためにある。
ネアカというのは、いつも自分の中で遊んでいる人。
意味があることをしていなかったり、他人から評価されなくても、自分自身で満ち足りていて、それはつまり、上品ということ。
ネクラはその逆で、意味のあることをしたり、他人に評価されなければ満足できなくて、それはつまり、下品ということ。
ちゃんとした人というのは、自分の未来の為に自分の現在を犠牲にできる人。
どうしようもない人というのは、自分の現在の為に自分の未来を犠牲にしてしまう。
だから、ネクラな人や下品な人がちゃんとした人になる為には、人生の理想が必要。
理想をどこかから借りてきて、それに今を照らし合わせることで、行為に意味を見出そうとする。
でも、ネアカな人は違う。
ネアカな人は、未来の遊びの為の準備それ自体を現在の遊びにしちゃうんだ。
まとめるとこんな感じ。
好きだという気持ちにまっすぐでいる、というのは、つまりは「遊ぶ」ことだと思うんだ。
好きだから、頑張る。
すると洗練されてきて、もっと好きになる。
そういうのって、本当に楽しい「遊び」だと思うんだ。
遊ばないとね。