Monday, September 19, 2005

ふりだし

ラグビー漬けの3連休。
最高のチャンスだったのだけれど、3日間の出来は全然だったね。

17日(土) 練習試合 vs 早稲田大C @早大上井草G

結果から言うと、24-31での敗戦。タマリバは春シーズンにも同じ相手に12-14で敗れていて、今回のゲームには雪辱を期して臨んだのだけれど、勝利には至らなかった。タマリバは日本選手権で早稲田Aと戦い、勝利することを目標に練習をしているけれど、残念ながら現時点では、目標とするレベルには全然至っていない、という事実を突きつけられるゲームになってしまった。
「タマリバ」というチームの問題だけじゃない。おれ自身が、全然足りていなかった。ATTもDEFも、プレーの精度も判断力も、全然足りてないね。確かに、Cとはいえ相手は決して弱くなかったし、むしろ細かい部分まで徹底的に鍛え上げられた非常に良いチームだったけれど、やっぱり学生のCチームに負けちゃ駄目だね。
ただ、タマリバにとっては本当に収穫の多いゲームになった。現時点でのチームとしての課題が、明確に浮き彫りになったからね。特にディフェンスでは、改めてその難しさを実感した。早稲田のようにスピードと展開力のあるチームとのゲームはなかなか経験できないので、この経験を確実にチームの糧にしたい。
そしておれは、それと同時にとにかく「個人」だ。個人のスキル・能力を高めていかなければ、他の14人に迷惑をかけてしまう。自分の責任をきちんと果たす為に、練習から考え直していかないと駄目だね。チームがおれに要求している仕事は、とても単純なこと。確実なディフェンスと、ペネトレート。たった2つなんだ。その2つを確実に、高い精度で、どのような状況下でも出来るように、とにかく練習するしかない。
いつも同じ結論になってしまうけれど。


18日(日) 練習 @学習院大G (17:30-20:30)
19日(月) 練習 @立教大G (10:30-13:00)

2日間とも、早稲田Cとのゲームで浮き彫りになった反省点を意識したメニュー。
ディフェンスにおける原則の確認と、ダブルタックルの徹底。
意識を持つだけで、はっきりと動き方が変わっていって、得るものも多く、なによりやっていて楽しい練習になった。練習を取り纏めて、ポイントを指摘してくれたのはLOの桑江なのだけれど、彼は「眼」がすごく良いね。一連のプレーを眺めながら、その中で意図とずれた動きが起こった時に、それを察知して、どこに「ずれ」があったのかを見極める能力が非常に高くて、正直驚いてしまった。もちろん、単純に「眼」が良いだけではなくて、その背景には「ラグビーの原則に対する高い理解力」というベースがあるのだけれど、そういう選手の言葉は、聞いていてすごく面白いね。
また色んなことを教えてもらって、吸収していこう。

ちなみに19日は立教大との合同練習で、15分×2のADをしたのだけれど、個人的には最悪の出来だった。目も当てられないくらいだった。ミスの連続。何度こうしてふりだしに戻っているだろう。ハンドリングが悪いのは最初から分かっているのだから、集中力が途切れたり欠けてしまったら、ミスするのは当たり前だよね。


次の週末は、いよいよ北海道遠征。
東日本クラブ選手権決勝への切符を賭けて、北海道バーバリアンズとのゲームだ。
帯広にいる大学の後輩も観に来てくれるので、締まったプレーをしたいです。