Monday, September 05, 2005

懐かしい空気

タマリバクラブの2005年シーズンが、ついに幕を開けた。
9月4日 14:00K.O. タマリバクラブ vs 曼荼羅クラブ @三ツ沢球技場

家を出る時から、どこか懐かしい感じがしたんだ。
学生時代以来、4年振りにメンバーとして戦うラグビーの公式戦だからね。
チームネクタイを締めて、横浜行きの電車に乗り込む。
三ツ沢のグラウンドに着いて、芝に触れてみる。
ロッカールームの雰囲気。ウォームアップの緊張感。独特の張り詰めた空気。

懐かしかった。

タマリバのロッカールームは、東大の雰囲気にちょっと似ている。
全体的に飛び交う言葉が少なくて、表情が引き締まっていて、メンバーのそれぞれが静かに自分の中に入っていくような感じだ。
昨年までの社会人ラグビーは、公式戦のベンチに入ることのないまま引退してしまったので、メンバーの肌の感覚までは分からないところもあるけれど、基本的にもっとくだけていた。入部したばかりの頃、練習試合とはいえ、試合前でもメンバーがラフな感じだったことにすごく驚いたのを思い出す。もちろん、ウォーミングアップに向かう頃には、皆がきっちりと雰囲気を作ってくるあたりは、流石だけれど。

あの独特な空気の先を求めて、練習をしているんだ。
クラブラグビーは、社会人のトップレベルと比較すればレベルも高くない。ラグビー界における注目度だって低いだろう。
でもさ、ここが今のおれの場所なんだ。
十分に魅力的な、真剣にラグビーが出来る舞台だ。

嬉しかった。

結果はというと、66-7での勝利。
まず緒戦、チームとしても個人としても、きちんと勝つことが出来たのは良かった。
ただ、点数とは裏腹に、プレーの質はまだまだだったね。
個人的には、1トライは取れたけれど、それ以外は修正すべきところばかりだ。相変わらずだけれど、ハンドリングは特に悪いね。これはとにかく練習するしかない。
DEFは、少し待ちすぎている気がする。タマリバには、DEFの勘が飛び抜けていい選手が2人いるので、今後シーズンを深めていく中で、少しずつでも、その感覚を盗んでいければと思っている。

次は9月25日の北海道バーバリアンズ。
札幌市月寒でのゲームになるけれど、今から楽しみで仕方ない。帯広の後輩も見に来てくれるので、質の高いプレーが出来るようにきちんと準備していきたい。
それにはまず来週だね。
土曜日には八幡山で明治B、Cとのゲームが控えている。
今日のゲームで浮かび上がった課題を忘れず、タイトでひたむきなプレーを続けて、絶対に勝ちたいと思っています。