Wednesday, June 12, 2013

子どもたちの「今」

もう2週間近く前のことになってしまうけれど、2つのモノを買った。

1つは、ミラーレス一眼。先日うちに遊びにきてくれた大学時代のラグビー部の後輩(ちなみに彼は、NHKのカメラマン)に影響されて、選んだのはOLYMPUS。「PEN E-P3」という旧型モデルの中古機だけれど、これがとてもいい。今の俺のニーズにピタリとハマっていて、写真を撮るのがすごく楽しくなるカメラだ。

写真の魅力を最初に教えてくれたのはNikonのフィルム一眼なのだけれど、どうしてもプリント代が嵩んでしまうので、最近は使っていなかった。RICOHのコンパクトデジカメも持っていて、これもなかなか良いモデルなのだけれど、一眼には一眼にしかない魅力があるので、代替機にはならない感じだった。ミラーレス一眼は小さくて携帯性にも優れているし、ここ最近のモデルの表現力はかなり凄い。趣味として写真を楽しむには、もう十分すぎる感じだ。

もう1つは、iMac。デスクトップPCを買ったのはいつ以来だろう。でも、これまたとてもいい。
俺1人だったらMacBook Airなんかを選んだかもしれないけれど、冷静に考えると、iPadも持っているので「持ち運びたい」というニーズは特にない。そう言ってくれたのは妻で、モノを買うにも視点が違うなあと改めて感じた。まあ、なんてこともないごく普通の話だけれど。

子どもの写真を撮って。Macに取り込んで。iPhotoでタグをつけて、スライドショーにして。ノートブックよりもかなり大きい21インチのディスプレイでゆっくり眺めて。

楽しいんだよね。そういう小さなことが、とても。
過去にiPhoneで撮った写真なんかもiMacに取り込んで、産まれたばかりの頃からの成長を振り返ってみると、なんだか気持ちがすっと落ち着いてきて。

子どもたちの「今」が、そこにある。2人の表情のなかに。
写真を撮っている自分の表情は、きちんと「今」を見せられているかなあ。
今に集中しないと。いつだって今なんだけど、その中でもまさに今といった感じなのだから。