同期と珍しく食事をして、また終電。
終電に乗ると、blogを書きたくなります。
東京で午後から予定されていた社内会議のために、少し早めに新幹線で移動。日本橋まで足を延ばして、1人で鶏料理「ぼんぼり」のランチを食べていると、店内に流れてきたのは川村結花さんのカバーによる『夜空ノムコウ』だった。
この曲を書いたシンガーソングライター、知ってますか。
ちなみに作詞はスガシカオです。
カウンターで食事をしていたのが自分ひとりだったこともあって、妙にしんみりしてしまった。学生の頃、今ではさっぱり使われなくなったMDで何度も聴いた川村結花さんのカバーも懐かしくて。『unforgettable』とか、すごく好きだったのを思い出します。
「あの頃の未来に、僕等は立っているのかな」とスガシカオは問いかけるけれど、あの頃の自分には未来なんてなかった。本当に、ただ「今」しかなくて、今を必死に生きていた。言葉にしてしまうと恥ずかしいけれど、本当にそんな感じだった。とにかく喰らいついていかなければ、明日は自分のロッカーがなくなっているかもしれない。大柄な男の身体ひとつと、多少の荷物が収まる程度のほんの小さなロッカーを守るために、毎日がバトルだった。
小さなロッカーが、当時の自分には全てだった。
そして掛けられたネームプレートは、ある種の自己証明だった。
おれ、まだここにいます、って。
もっと必死に生きられる。
フィジカルな世界よりも多少分かりづらいけれど、自分の居場所はやっぱり、自分で掻き分けて、掴んで、喰らいついて、そして繋ぎとめるものだ。
居場所は、そこにずっとある訳じゃない。
スガシカオのように感傷はできない。妥協も感傷もしている余裕さえなかった当時が、今の自分の原点のはずなんだ。20代の貴重な時間を捧げて学び取ったはずのことを、簡単に忘れていてはいけない。
妥協している暇さえないような人生を。
妥協しない、ではなくて。
Friday, February 19, 2010
Wednesday, February 10, 2010
No Excuse
Twitterでつぶやかれた孫正義さんの言葉。
『言い訳は、解決への執念を鈍らせる。』
まさしくその通りだと思う。
「執念」という言葉の選択が、孫正義さんのイメージにとてもしっくりと馴染む。
自分の日々の言葉を思い返すと、幾つ言い訳があるだろう。特にステークホルダーが多岐に渡る仕事をしていると、前提であったはずのことが、いつしか「できない理由」へとすり替わっていく。
前提を理由にしてはいけない。
学生時代にラグビーで学んだことだ。
同じことを繰り返さないためのプロセスを、日々同じように繰り返す。
これもラグビーで学んだ。
もう学んでるはずなんだ。
砂場ではなく、駒場のグラウンドで。
『言い訳は、解決への執念を鈍らせる。』
まさしくその通りだと思う。
「執念」という言葉の選択が、孫正義さんのイメージにとてもしっくりと馴染む。
自分の日々の言葉を思い返すと、幾つ言い訳があるだろう。特にステークホルダーが多岐に渡る仕事をしていると、前提であったはずのことが、いつしか「できない理由」へとすり替わっていく。
前提を理由にしてはいけない。
学生時代にラグビーで学んだことだ。
同じことを繰り返さないためのプロセスを、日々同じように繰り返す。
これもラグビーで学んだ。
もう学んでるはずなんだ。
砂場ではなく、駒場のグラウンドで。
Friday, February 05, 2010
confidence
毎朝楽しみにしているメールマガジン「ハロー!株式」で見つけた名言を。
人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。― 手塚治虫
学生時代に肌身で知ったことがある。
自信を持つのは簡単じゃない。より正確には、自信を裏付けるのは簡単じゃない。
恐怖や不安、苦悩や絶望の淵に足が掛かり、心が折れそうになった時に、それでも最後まで自分を支え、拠って立つべき根拠として自らを奮い立たせてくれるもの。
自信とはつまり、そういうものだと思う。
生半可な自信など役に立たない。自尊を守れない自信に何の価値があるのか。
だからこそ、本来の意味での自信を持つのは容易ではない。
努力というと誤解を招くかもしれないが、自分自身の寄る辺を確立するための不断のプロセスがあって初めて、自信は裏付けを持つのだと思う。
そしてそれは、きっと一般的に想像されるような苦行ではないんだ。苦行でないからこそ、苦しいことに向かっていけるのだと思う。このニュアンスが重要なところだ。
手塚治虫さんは、人よりも百倍も濃厚なプロセスを生きていたのだろう。
この短い言葉の裏に、その熱く深い裏付けを感じずにはいられない。
人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。― 手塚治虫
学生時代に肌身で知ったことがある。
自信を持つのは簡単じゃない。より正確には、自信を裏付けるのは簡単じゃない。
恐怖や不安、苦悩や絶望の淵に足が掛かり、心が折れそうになった時に、それでも最後まで自分を支え、拠って立つべき根拠として自らを奮い立たせてくれるもの。
自信とはつまり、そういうものだと思う。
生半可な自信など役に立たない。自尊を守れない自信に何の価値があるのか。
だからこそ、本来の意味での自信を持つのは容易ではない。
努力というと誤解を招くかもしれないが、自分自身の寄る辺を確立するための不断のプロセスがあって初めて、自信は裏付けを持つのだと思う。
そしてそれは、きっと一般的に想像されるような苦行ではないんだ。苦行でないからこそ、苦しいことに向かっていけるのだと思う。このニュアンスが重要なところだ。
手塚治虫さんは、人よりも百倍も濃厚なプロセスを生きていたのだろう。
この短い言葉の裏に、その熱く深い裏付けを感じずにはいられない。
Wednesday, February 03, 2010
シナリオ
iPhoneアプリから初めての更新。
これで書ければ、更新しやすくなるかも。
東京駅から、最終の新幹線で名古屋に向かっている。最終電車というのは、それだけでどこか感傷的なところがあって、どうしても1日を振り返ってしまう。勿論それは、悪いことではないけれど。
毎日色々なことがあるけれど、思惑通りに進むことは殆どなくて、いつも自分の算段を越えたところで物事が動いていく。営業の仕事をしているとよく「シナリオ」という言葉が使われるのだけれど、シナリオ通りに事が進まないのは、シナリオの練り込みが足りないのかもしれない。
「シナリオ通りの人生はつまらない。」
どこかで聞いたようなフレーズだ。
きっとそうだろう。
でも、シナリオを描こうとさえしない人生だって、きっとつまらない。
うまく描けなくても、自分の進む道筋は自分で描きたい。外れてばかりのシナリオだったとしても、描き続ける意志を放棄したくはない。
スタートはいつだって、ドラフト版のシナリオなのだから。
これで書ければ、更新しやすくなるかも。
東京駅から、最終の新幹線で名古屋に向かっている。最終電車というのは、それだけでどこか感傷的なところがあって、どうしても1日を振り返ってしまう。勿論それは、悪いことではないけれど。
毎日色々なことがあるけれど、思惑通りに進むことは殆どなくて、いつも自分の算段を越えたところで物事が動いていく。営業の仕事をしているとよく「シナリオ」という言葉が使われるのだけれど、シナリオ通りに事が進まないのは、シナリオの練り込みが足りないのかもしれない。
「シナリオ通りの人生はつまらない。」
どこかで聞いたようなフレーズだ。
きっとそうだろう。
でも、シナリオを描こうとさえしない人生だって、きっとつまらない。
うまく描けなくても、自分の進む道筋は自分で描きたい。外れてばかりのシナリオだったとしても、描き続ける意志を放棄したくはない。
スタートはいつだって、ドラフト版のシナリオなのだから。
Tuesday, February 02, 2010
英語
久しぶりの更新。
随分書いていなかったなぁ。
つい最近のことだけれど、英語の勉強を再開した。
何度も挫折しているのだけれど、もう一度きちんと挑戦しようと思っている。
毎日英語に触れるつもりで、特にリスニングを改善していきたい。
本当は、英語で読んでみたい本が沢山あるのだけれど、ずっと怠っていた。
最近は小説を読む量が随分減ってしまったけれど、学生の頃、ポール・オースターの『幽霊たち(Ghosts)』を原語で読みたくて、ペーパーバックを買った記憶がある。
読み切れなかったなぁ・・・。
NYで活躍する大学ラグビー部の同期の言葉で、とても印象的だったものがある。
随分前のことだけれど、彼の一時帰国の折に、東京で仲間が集まって呑んだのだが、broken Englishでも十分にアメリカ人との交流はできるし、心を通わせることができるはずだと語る仲間の1人に、こう応じたんだ。
「でもそれは、ある一線を越えない。」
表現は正確ではないが、発言の主旨ははっきりと覚えている。
そしてその時に、そうだよなぁと素直に感じ入ってしまったことも。
言葉では表すことのできないことは、きっと沢山あるだろう。
でも、言葉でしか表すことのできないものだって、沢山あるはずだ。
言語化を志向することで初めて気づく非言語の領域。
その深さと繊細さを伝えることができるのは、結局のところ言葉かもしれない。
そこまで辿り着けなくてもまずはいいので、もう一度、英語を勉強してみよう。
1年後にはポール・オースターを読みこなせるように。
随分書いていなかったなぁ。
つい最近のことだけれど、英語の勉強を再開した。
何度も挫折しているのだけれど、もう一度きちんと挑戦しようと思っている。
毎日英語に触れるつもりで、特にリスニングを改善していきたい。
本当は、英語で読んでみたい本が沢山あるのだけれど、ずっと怠っていた。
最近は小説を読む量が随分減ってしまったけれど、学生の頃、ポール・オースターの『幽霊たち(Ghosts)』を原語で読みたくて、ペーパーバックを買った記憶がある。
読み切れなかったなぁ・・・。
NYで活躍する大学ラグビー部の同期の言葉で、とても印象的だったものがある。
随分前のことだけれど、彼の一時帰国の折に、東京で仲間が集まって呑んだのだが、broken Englishでも十分にアメリカ人との交流はできるし、心を通わせることができるはずだと語る仲間の1人に、こう応じたんだ。
「でもそれは、ある一線を越えない。」
表現は正確ではないが、発言の主旨ははっきりと覚えている。
そしてその時に、そうだよなぁと素直に感じ入ってしまったことも。
言葉では表すことのできないことは、きっと沢山あるだろう。
でも、言葉でしか表すことのできないものだって、沢山あるはずだ。
言語化を志向することで初めて気づく非言語の領域。
その深さと繊細さを伝えることができるのは、結局のところ言葉かもしれない。
そこまで辿り着けなくてもまずはいいので、もう一度、英語を勉強してみよう。
1年後にはポール・オースターを読みこなせるように。
Monday, January 11, 2010
WMM
1月10日(日)
全国クラブラグビー選手権、準決勝。
駒場WMM 22-19 タマリバクラブ
本当に良かった。
スタンドで応援できなかったのが残念だけれど、本当に素晴らしいです。
スコアからも、なんとなくゲームの雰囲気が伝わってくる。きっと泥臭いラグビーで、小さな幸運を手繰り寄せて、底力を全て出し尽くして勝ったのだろうと思います。
六甲との決勝戦が楽しみです。
またきっと、全てを出し尽くして、勝ってくれるだろうと期待しています。
宋、おつかれさま。ラストゲームまで、頑張ってください。
全国クラブラグビー選手権、準決勝。
駒場WMM 22-19 タマリバクラブ
本当に良かった。
スタンドで応援できなかったのが残念だけれど、本当に素晴らしいです。
スコアからも、なんとなくゲームの雰囲気が伝わってくる。きっと泥臭いラグビーで、小さな幸運を手繰り寄せて、底力を全て出し尽くして勝ったのだろうと思います。
六甲との決勝戦が楽しみです。
またきっと、全てを出し尽くして、勝ってくれるだろうと期待しています。
宋、おつかれさま。ラストゲームまで、頑張ってください。
Wednesday, December 30, 2009
iphone
ちなみに2日前、今年の総決算として、私用携帯を水没させてしまった。
忘年会の帰り際のことで、メモリも全て失われてしまった。
これから少しずつ、友達の連絡先を回復させていかないと・・・。
Softbank Shopで相談すると、修理に8,400円必要とのこと。
ちょうど端末分割払いも満了していたので、思い切ってiphoneに機種変更した。
在庫切れが続くiphoneだが、偶然にも即日入荷のモデルが1台あって。
そんな訳でこの2日間は、使い慣れないiphoneで、色々遊んでいる。
今更iphoneのレビューコメントなど古いと思うけれど、感じたことを書いておきます。
現時点の感想としては、かなり素晴らしい。
流行る理由がよく分かります。
まず非常に便利なのがWi-Fi接続。自宅が無線LAN環境だと、かなり快適な使用感だ。初期設定も非常に簡単で、WEPの設定さえ済ませればすぐに接続できる。
これをベースに考えると、Webの利用形態は今後大きく変わってくるかもしれない。iphoneに限らず、携帯の最大の魅力は起動が早いことだ。ブラウザ環境も美しく、画面サイズの制約はあるにせよ十分利用に堪えるレベルなので、一般的なインターネットアクセスにPCを利用するメリットは薄くなりそうだ。GmailやHotmail等のポピュラーなメール環境もセットアップが容易で、返信を書くのは多少手間にせよ、メールの閲覧に関しては、iphoneだけでほぼ十分だと思う。
RSSリーダーもかなり便利だ。今はブラウザ(Sleipnir)組み込み型のRSS Pluginを活用していて、これも非常に便利なのだが、iphone上でRSS feedを活用できるメリットは相当に大きい。特にオフラインで閲覧できれば、自宅のWi-Fiで最新記事をアップロードしておくことで、通勤等の移動時間帯にかなりの情報を捌けるだろう。首都圏の地下鉄ユーザーなどにとっては、非常に強力なツールになってくると思う。
echofon for twitterも導入してみたが、これも興味深い。twitterは、PCのブラウザから利用している限り、正直何が面白いのか全く理解できなかったけれど、iphoneのような携帯端末からクイックにアクセスできると、twitterの本来目指している面白さが出てくるのかもしれないと感じる。
ニュースサイトが提供している無料アプリケーションも非常に便利だ。新聞大手三紙が軒並み赤字になるのも頷ける。この流れは間違いなく加速していくだろう。特に速報性の求められるニュースなどは、iphoneのような端末からアクセスした方が圧倒的に早い。ちなみに、産経新聞に至っては、実際の紙面イメージそのままを閲覧することができる。ここまで来ると、産経は今後どうやって収益性を確保するつもりなのだろうかと、勝手に心配してしまう。まあ、紙媒体の方がやはり読み易いけれど。
いずれにせよ、このアプリケーションの充実度を見る限り、他携帯が追付いてくるのは当面難しいと思う。先行してオープンな開発プラットフォームを拡充して、開発者を囲い込んだことが大きい。無料アプリケーションだけでもかなりのことが出来てしまう状況になっているので、優位性はより強まっていく感じがする。
セカイカメラのようなアプリケーションまで無償提供されているのだから。
入力系は心配だったけれど、日常的な使用には問題ないかなと。
もう少し使い込んでみようと思います。
忘年会の帰り際のことで、メモリも全て失われてしまった。
これから少しずつ、友達の連絡先を回復させていかないと・・・。
Softbank Shopで相談すると、修理に8,400円必要とのこと。
ちょうど端末分割払いも満了していたので、思い切ってiphoneに機種変更した。
在庫切れが続くiphoneだが、偶然にも即日入荷のモデルが1台あって。
そんな訳でこの2日間は、使い慣れないiphoneで、色々遊んでいる。
今更iphoneのレビューコメントなど古いと思うけれど、感じたことを書いておきます。
現時点の感想としては、かなり素晴らしい。
流行る理由がよく分かります。
まず非常に便利なのがWi-Fi接続。自宅が無線LAN環境だと、かなり快適な使用感だ。初期設定も非常に簡単で、WEPの設定さえ済ませればすぐに接続できる。
これをベースに考えると、Webの利用形態は今後大きく変わってくるかもしれない。iphoneに限らず、携帯の最大の魅力は起動が早いことだ。ブラウザ環境も美しく、画面サイズの制約はあるにせよ十分利用に堪えるレベルなので、一般的なインターネットアクセスにPCを利用するメリットは薄くなりそうだ。GmailやHotmail等のポピュラーなメール環境もセットアップが容易で、返信を書くのは多少手間にせよ、メールの閲覧に関しては、iphoneだけでほぼ十分だと思う。
RSSリーダーもかなり便利だ。今はブラウザ(Sleipnir)組み込み型のRSS Pluginを活用していて、これも非常に便利なのだが、iphone上でRSS feedを活用できるメリットは相当に大きい。特にオフラインで閲覧できれば、自宅のWi-Fiで最新記事をアップロードしておくことで、通勤等の移動時間帯にかなりの情報を捌けるだろう。首都圏の地下鉄ユーザーなどにとっては、非常に強力なツールになってくると思う。
echofon for twitterも導入してみたが、これも興味深い。twitterは、PCのブラウザから利用している限り、正直何が面白いのか全く理解できなかったけれど、iphoneのような携帯端末からクイックにアクセスできると、twitterの本来目指している面白さが出てくるのかもしれないと感じる。
ニュースサイトが提供している無料アプリケーションも非常に便利だ。新聞大手三紙が軒並み赤字になるのも頷ける。この流れは間違いなく加速していくだろう。特に速報性の求められるニュースなどは、iphoneのような端末からアクセスした方が圧倒的に早い。ちなみに、産経新聞に至っては、実際の紙面イメージそのままを閲覧することができる。ここまで来ると、産経は今後どうやって収益性を確保するつもりなのだろうかと、勝手に心配してしまう。まあ、紙媒体の方がやはり読み易いけれど。
いずれにせよ、このアプリケーションの充実度を見る限り、他携帯が追付いてくるのは当面難しいと思う。先行してオープンな開発プラットフォームを拡充して、開発者を囲い込んだことが大きい。無料アプリケーションだけでもかなりのことが出来てしまう状況になっているので、優位性はより強まっていく感じがする。
セカイカメラのようなアプリケーションまで無償提供されているのだから。
入力系は心配だったけれど、日常的な使用には問題ないかなと。
もう少し使い込んでみようと思います。
2009
ようやく2009年も仕事納めとなった。
残っていた重要事項も無事にクローズして、まずはほっとしている。
それにしても、この1年間は本当に色々なことがあった。
特に仕事ではとにかく苦悩した1年間で、何をやっても上手く行かず、お客様の信頼を大きく損なってしまうような重大なトラブルも重なり、初めて前が向けなくなりかけた。今日現在も全ての問題が解消した訳ではなくて、本質的な課題は来年度以降も続いていくのだけれど、これ以上の底はないのだから、少しずつ這い上がりたい。
辛かった時、沢山の人に支えてもらったことが、今年の貴重な経験であり、財産だ。
特にパートナーには、心から感謝しています。
第一子が産まれて、彼女自身が大変だった時に、ビジネスの場でダブルバインドに嵌まり込んでしまい、最悪の状態だった頃には、自分の目の前で子供が泣いていることにさえ気づけなかった。自分自身のミスから最初のボタンの掛け違いが生じて、板挟みの板を破ることも、逃げ道を見出すことも出来ず、完全に落ちていた。
初めての育児に悪戦苦闘しているパートナーをサポートしなければいけないのに、むしろ負担をかけてしまい、本当に申し訳なかったなぁと。でも、あの時支えてもらったからこそ、また前に進めるようになった。
本当にありがとう。
他にも、会社の携帯電話を水没したり、様々な場所で忘れ物をしたり、プレゼンテーションの場にPCを忘れたり、重要な案件で苦戦を強いられたりと、大小様々なミスやトラブルがあって、とても苦労した1年間だった。
まあでも、過ぎてしまえば全てが糧。この経験で、次また跳べばいい。
ちなみに昨日、そんな2009年を振り返りながら職場で雑談していたら、秘書さんがYahoo!の「0学占い」でおれの運勢を調べてくれたんだ。
http://legacy.fortune.yahoo.co.jp/fortune/zero/index.html
その結果がこれなのだけれど、見事なものでした。(赤が2009年)

2010年は、上昇気流の1st phaseです。
五里霧中の30代を、全速力で駆け抜けてみせます。
残っていた重要事項も無事にクローズして、まずはほっとしている。
それにしても、この1年間は本当に色々なことがあった。
特に仕事ではとにかく苦悩した1年間で、何をやっても上手く行かず、お客様の信頼を大きく損なってしまうような重大なトラブルも重なり、初めて前が向けなくなりかけた。今日現在も全ての問題が解消した訳ではなくて、本質的な課題は来年度以降も続いていくのだけれど、これ以上の底はないのだから、少しずつ這い上がりたい。
辛かった時、沢山の人に支えてもらったことが、今年の貴重な経験であり、財産だ。
特にパートナーには、心から感謝しています。
第一子が産まれて、彼女自身が大変だった時に、ビジネスの場でダブルバインドに嵌まり込んでしまい、最悪の状態だった頃には、自分の目の前で子供が泣いていることにさえ気づけなかった。自分自身のミスから最初のボタンの掛け違いが生じて、板挟みの板を破ることも、逃げ道を見出すことも出来ず、完全に落ちていた。
初めての育児に悪戦苦闘しているパートナーをサポートしなければいけないのに、むしろ負担をかけてしまい、本当に申し訳なかったなぁと。でも、あの時支えてもらったからこそ、また前に進めるようになった。
本当にありがとう。
他にも、会社の携帯電話を水没したり、様々な場所で忘れ物をしたり、プレゼンテーションの場にPCを忘れたり、重要な案件で苦戦を強いられたりと、大小様々なミスやトラブルがあって、とても苦労した1年間だった。
まあでも、過ぎてしまえば全てが糧。この経験で、次また跳べばいい。
ちなみに昨日、そんな2009年を振り返りながら職場で雑談していたら、秘書さんがYahoo!の「0学占い」でおれの運勢を調べてくれたんだ。
http://legacy.fortune.yahoo.co.jp/fortune/zero/index.html
その結果がこれなのだけれど、見事なものでした。(赤が2009年)

2010年は、上昇気流の1st phaseです。
五里霧中の30代を、全速力で駆け抜けてみせます。
Monday, December 14, 2009
駒場
12月12日、土曜日。
前日が東京出張だったこともあり、随分久しぶりに駒場まで足を運んだ。
東大ラグビー部は入替戦観戦のため不在で、WMMの練習に参加してきた。
宋がいなかったのは非常に残念だったけれど、本間や山崎に久しぶりに会えたのは良かった。光将さんにも随分会っていなかった気がする。今年は本当に数える程しか練習に参加していないので、致し方ないけれど。
10時の練習開始に向けて、9時30分過ぎにグラウンドに到着したのだが、驚いた。
CTBの阿部選手が、フィットネスを兼ねて、ハンドダミーへのヒットを繰り返していた。
悲壮感のようなものはなくて、楽しそうだった。
あれ見て、他の選手はどう思ったんだろうか。楽しそうだと思わないのかなぁ。
ああいうのが、クラブにとっては最高だと、おれは思う訳です。
何にも強制されず、自発的意思に基づいて、楽しいから集まってくる。
そうすると、個人練習しているやつがいる。
それがなんだか、楽しそうだ。真剣な遊び感覚でやっている。
あいつも好きだなぁ、みたいな感じが、やはりクラブの魅力だと思います。
前日が東京出張だったこともあり、随分久しぶりに駒場まで足を運んだ。
東大ラグビー部は入替戦観戦のため不在で、WMMの練習に参加してきた。
宋がいなかったのは非常に残念だったけれど、本間や山崎に久しぶりに会えたのは良かった。光将さんにも随分会っていなかった気がする。今年は本当に数える程しか練習に参加していないので、致し方ないけれど。
10時の練習開始に向けて、9時30分過ぎにグラウンドに到着したのだが、驚いた。
CTBの阿部選手が、フィットネスを兼ねて、ハンドダミーへのヒットを繰り返していた。
悲壮感のようなものはなくて、楽しそうだった。
あれ見て、他の選手はどう思ったんだろうか。楽しそうだと思わないのかなぁ。
ああいうのが、クラブにとっては最高だと、おれは思う訳です。
何にも強制されず、自発的意思に基づいて、楽しいから集まってくる。
そうすると、個人練習しているやつがいる。
それがなんだか、楽しそうだ。真剣な遊び感覚でやっている。
あいつも好きだなぁ、みたいな感じが、やはりクラブの魅力だと思います。
Wednesday, December 09, 2009
16th
名古屋大ラグビー部を今シーズンで引退した4年生のマネージャー2人と食事。
もう2年間も練習に顔を出していながら、ゆっくり会話する機会もなかったので、とても新鮮で楽しかった。特に今シーズンは、練習やミーティングを進める際に、いつも親切にフォローしてもらって、本当に感謝しています。
「マネージャー」の位置づけは、結構難しいところがあると思っている。
自身が過去に所属したチームは、いずれも「勝利」を明確に志向するチームだった。
そういうチームで10年近くプレーを続けてきた経験上、「マネージャー」に対して、ある程度のイメージを自分の中に持ってしまっているのが、正直なところだ。
ただ、所詮それは、特定のバックボーンを持ったチームにおける「イメージ」でしかなくて、ラグビーのスタイルに色があるように、組織のあり方や、マネージャーの役割等も、当然チームカラーがあるものだし、むしろ本来そうあるべきだと思う。
自分達の価値観に正直に、「マネージャー」の何たるかは自分達で決めればいい。
その一方で、どこかに一線というか、考えるべきラインはあるのだけれど。
でも、名古屋大ラグビー部の場合は、あまり考えることもないかなと。
とても献身的で、一生懸命なマネージャーばかりだ。
どちらかと言うとむしろ、こうしたマネージャーの献身に安易に甘えがちな傾向が垣間見える選手の側に、もう少しコントロールが必要かもしれない。
4年間頑張ってきたのは、選手だけではないんだよね。
本当におつかれさまでした。
もう2年間も練習に顔を出していながら、ゆっくり会話する機会もなかったので、とても新鮮で楽しかった。特に今シーズンは、練習やミーティングを進める際に、いつも親切にフォローしてもらって、本当に感謝しています。
「マネージャー」の位置づけは、結構難しいところがあると思っている。
自身が過去に所属したチームは、いずれも「勝利」を明確に志向するチームだった。
そういうチームで10年近くプレーを続けてきた経験上、「マネージャー」に対して、ある程度のイメージを自分の中に持ってしまっているのが、正直なところだ。
ただ、所詮それは、特定のバックボーンを持ったチームにおける「イメージ」でしかなくて、ラグビーのスタイルに色があるように、組織のあり方や、マネージャーの役割等も、当然チームカラーがあるものだし、むしろ本来そうあるべきだと思う。
自分達の価値観に正直に、「マネージャー」の何たるかは自分達で決めればいい。
その一方で、どこかに一線というか、考えるべきラインはあるのだけれど。
でも、名古屋大ラグビー部の場合は、あまり考えることもないかなと。
とても献身的で、一生懸命なマネージャーばかりだ。
どちらかと言うとむしろ、こうしたマネージャーの献身に安易に甘えがちな傾向が垣間見える選手の側に、もう少しコントロールが必要かもしれない。
4年間頑張ってきたのは、選手だけではないんだよね。
本当におつかれさまでした。
Tuesday, December 08, 2009
椿山荘にて
12月5日、土曜日。
目白の椿山荘で、従弟が結婚式を挙げた。
親族25名のみが参列した結婚式・披露宴は、とても距離感が近くてアットホームな雰囲気だった。これまでにも多くの結婚式に出席してきたが、親族として出席するのはやはりどこか特別な感じがする。
改めて、結婚おめでとう。
実は披露宴では、初めての司会をしたのだけれど、なかなか難しかった。
新婦方の親族は初対面だけれど、基本的には気心の知れた方ばかりの披露宴。
それでもイメージ通りには行かないものです。
親族らしく形式ばらずに進行しようと思いながら、棒読みしてしまったりね。
でも、椿山荘の皆様のお世辞にも救われて、とても良い経験になった。
これまで何気なく聞いてきたプロ司会者の澱みない進行に、今更ながら脱帽です。
目白の椿山荘で、従弟が結婚式を挙げた。
親族25名のみが参列した結婚式・披露宴は、とても距離感が近くてアットホームな雰囲気だった。これまでにも多くの結婚式に出席してきたが、親族として出席するのはやはりどこか特別な感じがする。
改めて、結婚おめでとう。
実は披露宴では、初めての司会をしたのだけれど、なかなか難しかった。
新婦方の親族は初対面だけれど、基本的には気心の知れた方ばかりの披露宴。
それでもイメージ通りには行かないものです。
親族らしく形式ばらずに進行しようと思いながら、棒読みしてしまったりね。
でも、椿山荘の皆様のお世辞にも救われて、とても良い経験になった。
これまで何気なく聞いてきたプロ司会者の澱みない進行に、今更ながら脱帽です。
Saturday, November 28, 2009
back to school
11月26日、木曜日。
元世界銀行副総裁の福井博夫さんによる講演に参加してきた。
結論から言うと、とても愉快な方だった。愉快という表現は多少語弊があるかもしれないが、スピーチはとても上品ながらユーモアがあり、気の向くままに自由に話されている印象だったけれど、その指摘は随所に興味深いものがあった。
個人的に、印象に残った言葉がある。
"back to school"、もっと日本人は学ぶべきだと。
外資系企業とはいえ、入社以来ずっと国内で勤務している。社内に海外からの出向者が溢れるほどいるにも関わらず、業務上の接点は皆無に近い。また、自身が日々向かっている市場そのものもドメスティックで、ある意味で閉じた世界だ。
でも、それが今後も続くとは限らない。
自分自身のポジションや環境は、自身が変えていくしかないけれど、市場や業界そのものは、間違いなく不可逆的で抗えない大きな変化の波を受けて、否応なく変わっていくだろうと感じる。今のスタイルは、数年後にはもう成立し得ないかもしれない。
結局、学ぶしかない。
ただそれは悲壮感ではなく、義務でも強制でもないけれど。
国際機関の最前線で活躍された方のシンプルな一言は、なかなかに感慨深かった。
元世界銀行副総裁の福井博夫さんによる講演に参加してきた。
結論から言うと、とても愉快な方だった。愉快という表現は多少語弊があるかもしれないが、スピーチはとても上品ながらユーモアがあり、気の向くままに自由に話されている印象だったけれど、その指摘は随所に興味深いものがあった。
個人的に、印象に残った言葉がある。
"back to school"、もっと日本人は学ぶべきだと。
外資系企業とはいえ、入社以来ずっと国内で勤務している。社内に海外からの出向者が溢れるほどいるにも関わらず、業務上の接点は皆無に近い。また、自身が日々向かっている市場そのものもドメスティックで、ある意味で閉じた世界だ。
でも、それが今後も続くとは限らない。
自分自身のポジションや環境は、自身が変えていくしかないけれど、市場や業界そのものは、間違いなく不可逆的で抗えない大きな変化の波を受けて、否応なく変わっていくだろうと感じる。今のスタイルは、数年後にはもう成立し得ないかもしれない。
結局、学ぶしかない。
ただそれは悲壮感ではなく、義務でも強制でもないけれど。
国際機関の最前線で活躍された方のシンプルな一言は、なかなかに感慨深かった。
Saturday, November 21, 2009
到達点
11月22日、日曜日。東海地区A2順位決定リーグ 最終戦。
名古屋大 17-3 名古屋商科大(12:15K.O. @名商大グラウンド)
今シーズンのラストゲームは、自分達のプレーできちんと掴んだ勝利だった。
敗れれば入替戦に廻る状況だったけれど、選手はタフに戦ってくれた。
ラストゲームでも彼等は成長した。「きちんと」勝利を掴んだ、というのはそういうことだ。今年のチームにとって、1つの到達点となったゲームで、とても嬉しかった。
4年生/大学院生には、本当にお疲れ様と言いたい。
結局のところ、大学ラグビーというのは「4年生のチーム」なんだ。
彼等の4年間が、彼等の日々の努力と結束が、チームに1つの形を示してくれた。
3年生以下にとっては、はっきりと来季に繋がるゲームになったね。
来シーズンは、もう1つ上を目指そう。
A1リーグに昇格して、その時には今年の4年生に「ありがとう」と言おう。
そして、マネージャーのみんなにもお世話になりました。
4年間ずっと頑張ってきた2人のマネージャーの涙は、とても印象的だった。
一生の思い出になったね。
名古屋大 17-3 名古屋商科大(12:15K.O. @名商大グラウンド)
今シーズンのラストゲームは、自分達のプレーできちんと掴んだ勝利だった。
敗れれば入替戦に廻る状況だったけれど、選手はタフに戦ってくれた。
ラストゲームでも彼等は成長した。「きちんと」勝利を掴んだ、というのはそういうことだ。今年のチームにとって、1つの到達点となったゲームで、とても嬉しかった。
4年生/大学院生には、本当にお疲れ様と言いたい。
結局のところ、大学ラグビーというのは「4年生のチーム」なんだ。
彼等の4年間が、彼等の日々の努力と結束が、チームに1つの形を示してくれた。
3年生以下にとっては、はっきりと来季に繋がるゲームになったね。
来シーズンは、もう1つ上を目指そう。
A1リーグに昇格して、その時には今年の4年生に「ありがとう」と言おう。
そして、マネージャーのみんなにもお世話になりました。
4年間ずっと頑張ってきた2人のマネージャーの涙は、とても印象的だった。
一生の思い出になったね。
Saturday, November 14, 2009
今更
恥ずかしながら、「フェルミ推定」というものを初めて知った。
東京出張の折に寄った日本橋丸善の平積みに、フェルミ推定を扱った書籍があったのを立ち読みしたのがきっかけなのだけれど、思わず購入してしまった。
フェルミ推定 - Wikipedia
就職活動の際に、あるコンサルティング会社の面接で問われたんだ。
今でも鮮明に覚えている。
「都内で1日に消費されるトイレットペーパーの量はどの程度だと思うか」
その場で色々考えて、仮説を立ててみたのだけれど、我ながらチープだった。
面接官のコンサルタントと会話していて、その方の思考の筋道を示してもらった時に、コンサルティング・メソッドの一端というのはこんなところにあるのかなあと感じた記憶がある。結果的には、順当に落とされたけれど・・・。
それはともかく、フェルミ推定というのは面白いかもしれない。
この手のものはすぐにビジネス・ツールとして、あるいは思考訓練ツールとして実利的に取り扱われてしまうのだけれど、そうした風潮にはやや辟易している。
もっとシンプルに、クイズのように遊ぶのが良いかなあと。
入門書を衝動買いしてしまったので、これで少し遊んでみようと思います。
東京出張の折に寄った日本橋丸善の平積みに、フェルミ推定を扱った書籍があったのを立ち読みしたのがきっかけなのだけれど、思わず購入してしまった。
フェルミ推定 - Wikipedia
就職活動の際に、あるコンサルティング会社の面接で問われたんだ。
今でも鮮明に覚えている。
「都内で1日に消費されるトイレットペーパーの量はどの程度だと思うか」
その場で色々考えて、仮説を立ててみたのだけれど、我ながらチープだった。
面接官のコンサルタントと会話していて、その方の思考の筋道を示してもらった時に、コンサルティング・メソッドの一端というのはこんなところにあるのかなあと感じた記憶がある。結果的には、順当に落とされたけれど・・・。
それはともかく、フェルミ推定というのは面白いかもしれない。
この手のものはすぐにビジネス・ツールとして、あるいは思考訓練ツールとして実利的に取り扱われてしまうのだけれど、そうした風潮にはやや辟易している。
もっとシンプルに、クイズのように遊ぶのが良いかなあと。
入門書を衝動買いしてしまったので、これで少し遊んでみようと思います。
Tuesday, November 10, 2009
システム
更新がある度に欠かさず読んでいる藤島大さんのコラム『友情と尊敬』。
http://www.suzukirugby.com/column/index.html
最近アップされた第79回「非・ジム・モンキーズ」を読んで感じたことがある。
『システムとは「個人のスキル不足を補う」ための装置でもある』かもしれないけれど、「個人のスキルを最大化する」ための装置でもあり得るのではないか。
おそらく藤島大さんは、確信犯的に「システム」を簡略化しているような気がする。
システムの功罪をもっと深いレベルで読み解いた上で、あえて「個」との二項対立に仕立てている。あえて、というのが重要なポイントだ。
日本国内でも、トップリーグや大学の上位クラスに対しては、そうかもしれない。
このレベルのゲームを見る限り、個人的にも、まさに同様の思いを抱くことは多い。
ただ、ある意味ではその水準に達しているチームはごく一部でしかない。
国内で活動する殆ど全てのチームにおいては、「システム」というものを、もうひとつ手前の水準で考えた方がいいような気がしている。
社会人/大学/高校を問わず、下部リーグにも素晴らしい選手は沢山いる。
でも、多くの場合において「個」はシステムを破らない。もっと言うならば、破られるべきシステムが、そもそも確立されていないケースが大半だと思う。いわゆる「ワンマンチーム」というものの典型は、ほぼこのタイプだと感じる。
また一方では、やはり「突出した個」では戦えないチームもある。
チームのメンバー構成を考えた時に、各プレーヤーの個性・適性から導かれる相対的な優劣は必ずあるけれど、対戦相手を凌駕する「突出した個」であり得るレベルのプレーヤーが、残念ながら見当たらないチームというのは、星の数ほどあるだろう。
この現実に、どう向き合うか。
そういうチームこそ、「システム」をもっと丁寧に考えた方が良いのではないか。
あいつはチームで一番足が速いから、あいつに勝負させよう。
これは構わない。むしろ当然の選択だと思う。重要なのは、もう一歩先だ。
彼が自慢のスピードを最も生かせるフェーズを、どのようにお膳立てするのか。
彼が自由に勝負できるのは、どの間合いでの、どんなパスなのか。
彼が思い切り勝負することを、チーム全員が共通認識として理解しているのか。
彼の癖を知っているのか。彼はいつも、何を狙って走るのか。
他の14人のプレーヤーは、彼をどうサポートするのか。
こういう小さなことに、徹底的にこだわる。具体的なフェーズを想定しながら、15のピースを丁寧にひとつずつ組み合わせていくことで、初めて彼のスピードは「戦略的に」生かされる。「突出した個」ではないかもしれないけれど、間違いなくチームの強みとなってくれる選手を、全員で本当の「切り札」に仕立てていくんだ。それこそが、ただのワンマンチームではない、戦略的に「彼に賭ける」チームだと思う。
そしておそらく、「システム」の原初的な形態というのは、こんなところにあるんだ。
何のために「システム」を志向するのか。丁寧に考え抜いた先にこそ、「個人の能力を最大化する装置としてのシステム」があるのだと思う。
無謀なるワンマンの前に、「丁寧な構想による個の最大化」を。
少なくとも、無印ながらも青春のある一時期をラグビーに賭けて、日々努力している国内の多くのチームにおいては。
本当に難しく、まさにラグビーの醍醐味に満ちた作業だから。
http://www.suzukirugby.com/column/index.html
最近アップされた第79回「非・ジム・モンキーズ」を読んで感じたことがある。
『システムとは「個人のスキル不足を補う」ための装置でもある』かもしれないけれど、「個人のスキルを最大化する」ための装置でもあり得るのではないか。
おそらく藤島大さんは、確信犯的に「システム」を簡略化しているような気がする。
システムの功罪をもっと深いレベルで読み解いた上で、あえて「個」との二項対立に仕立てている。あえて、というのが重要なポイントだ。
日本国内でも、トップリーグや大学の上位クラスに対しては、そうかもしれない。
このレベルのゲームを見る限り、個人的にも、まさに同様の思いを抱くことは多い。
ただ、ある意味ではその水準に達しているチームはごく一部でしかない。
国内で活動する殆ど全てのチームにおいては、「システム」というものを、もうひとつ手前の水準で考えた方がいいような気がしている。
社会人/大学/高校を問わず、下部リーグにも素晴らしい選手は沢山いる。
でも、多くの場合において「個」はシステムを破らない。もっと言うならば、破られるべきシステムが、そもそも確立されていないケースが大半だと思う。いわゆる「ワンマンチーム」というものの典型は、ほぼこのタイプだと感じる。
また一方では、やはり「突出した個」では戦えないチームもある。
チームのメンバー構成を考えた時に、各プレーヤーの個性・適性から導かれる相対的な優劣は必ずあるけれど、対戦相手を凌駕する「突出した個」であり得るレベルのプレーヤーが、残念ながら見当たらないチームというのは、星の数ほどあるだろう。
この現実に、どう向き合うか。
そういうチームこそ、「システム」をもっと丁寧に考えた方が良いのではないか。
あいつはチームで一番足が速いから、あいつに勝負させよう。
これは構わない。むしろ当然の選択だと思う。重要なのは、もう一歩先だ。
彼が自慢のスピードを最も生かせるフェーズを、どのようにお膳立てするのか。
彼が自由に勝負できるのは、どの間合いでの、どんなパスなのか。
彼が思い切り勝負することを、チーム全員が共通認識として理解しているのか。
彼の癖を知っているのか。彼はいつも、何を狙って走るのか。
他の14人のプレーヤーは、彼をどうサポートするのか。
こういう小さなことに、徹底的にこだわる。具体的なフェーズを想定しながら、15のピースを丁寧にひとつずつ組み合わせていくことで、初めて彼のスピードは「戦略的に」生かされる。「突出した個」ではないかもしれないけれど、間違いなくチームの強みとなってくれる選手を、全員で本当の「切り札」に仕立てていくんだ。それこそが、ただのワンマンチームではない、戦略的に「彼に賭ける」チームだと思う。
そしておそらく、「システム」の原初的な形態というのは、こんなところにあるんだ。
何のために「システム」を志向するのか。丁寧に考え抜いた先にこそ、「個人の能力を最大化する装置としてのシステム」があるのだと思う。
無謀なるワンマンの前に、「丁寧な構想による個の最大化」を。
少なくとも、無印ながらも青春のある一時期をラグビーに賭けて、日々努力している国内の多くのチームにおいては。
本当に難しく、まさにラグビーの醍醐味に満ちた作業だから。
Sunday, November 08, 2009
本当のベスト
久しぶりの更新。
ちゃんと書かないと・・・。
11月8日、日曜日。東海地区A2順位決定リーグ 緒戦。
名古屋大 35-14 名古屋経済大(14:00K.O. @名商大グラウンド)
社会人時代の先輩が監督を務める名古屋経済大学とのゲーム。
結果的には、まず緒戦をきちんとモノにすることができたのは良かった。
試合後、先輩に挨拶して少しだけ会話したけれど、フルタイムコーチとしてグラウンドの内外で日々格闘の生活も4年目とのことで、本当に苦労は絶えないだろうと思う。
今回は名古屋大が勝たせてもらったけれど、名経大ラグビー部の強化・発展を願うばかりだ。同じ東海リーグに所属する仲間として、この2チームが今後更に成長して、リーグ全体を盛り上げていく台風の目になってほしい。
一方、名古屋大。
正直な感想としては、「つまらない」ゲームだった。
誤解を招く表現かもしれないけれど、他に適切な言葉が思い当たらない。
折角の勝利に水を差すようで申し訳なかったのだけれど、選手にもそう伝えた。
「つまらない」というのは、凡庸ということではないんだ。
週末の限られた時間を共に過ごしている選手達の勝利は嬉しかったし、彼等がシーズン当初よりも大きく成長しているのは誰よりも知っている。選手達のそうした姿を観るのはやはりとても楽しいことで、その意味では皆から多くの「喜び」を貰っている。
でも、それだからこそ、選手達のことを過小評価もしない。
今日のゲームでは、彼等が自分達の実力をきちんと出し切って、80分間の限られた時間の中で、自分達のベストパフォーマンスを追求しているとは思えなかった。
あれがベストだと言ってしまうことこそ、日々努力している彼等に失礼だ。
彼等はもっと出来るのに、それを出せていない。そのことが、つまらなかった。
彼等はひたむきに、とても一生懸命プレーしていて、好感の持てる選手達なのだけれど、ゲームの組み立てを意識的にコントロールして、流れを捉えることがとても苦手だ。地域・時間帯・点差を考えずに、そのフェーズだけをみてプレーしてしまう。ゲームの均衡が今どこにあるのかを意識して、タイトにプレーすべきところはもっとタイトに、落ち着いてエリアを取るべきところは無理をせず、カウンターだけは十分に気をつけて全力でチェースに走る。無駄になるかもしれないけれど、皆で揃えて、トップスピードで相手のスペースを埋めていく。こういう地道なプレーを、辛抱強く続けていければ、ゲームを決める大切なポイントで、均衡を破って大きな流れを掴めるのだけれど、そういう本当の意味での「我慢」が、チームとしてまだ出来ていない感じだ。
パスすべきところで、パスをしない。
自分勝手なタイミングでボールを持ち出して、孤立してしまう。
相手が最も喜ぶのは反則なのに、不必要なペナルティが続いてしまう。
そして、そういったことを試合中に修正できない。
このあたりが変わってくると、彼等はもっと自分達の本来のプレーに集中できる。
ベストパフォーマンスというのは、そうやって組み立てていくものだと思うんだ。
まだ今は、自分の首を自分で絞めている。勝利こそ掴んだけれど、ここが今の自分達のベストだと思ってしまったら、ラグビーの本当の醍醐味に辿り着かない。チーム全員がそのことに気づいて、日々を変えていけば、ラグビーはもっと楽しくなる。
その時には、名古屋大は十分にA1を狙えるチームになってくると思うんだ。
彼等の持っているポテンシャルを考えると、とても歯痒いのだけれど、沢山の経験を重ねて、少しずつ自信を培っていくしかない部分なので、時間がかかるんだ。
だから本当は、「つまらない」というのは正確ではなくて、そういうチームを皆が真剣に目指していってくれるならば、その姿を見ているのは、とても楽しいことなんだ。
4年生にとっては、残されたゲームはたったの2つだけ。
みんな、頑張ろう。
本当に納得できる「ベスト・パフォーマンス」をして、2つとも勝とう。
ちゃんと書かないと・・・。
11月8日、日曜日。東海地区A2順位決定リーグ 緒戦。
名古屋大 35-14 名古屋経済大(14:00K.O. @名商大グラウンド)
社会人時代の先輩が監督を務める名古屋経済大学とのゲーム。
結果的には、まず緒戦をきちんとモノにすることができたのは良かった。
試合後、先輩に挨拶して少しだけ会話したけれど、フルタイムコーチとしてグラウンドの内外で日々格闘の生活も4年目とのことで、本当に苦労は絶えないだろうと思う。
今回は名古屋大が勝たせてもらったけれど、名経大ラグビー部の強化・発展を願うばかりだ。同じ東海リーグに所属する仲間として、この2チームが今後更に成長して、リーグ全体を盛り上げていく台風の目になってほしい。
一方、名古屋大。
正直な感想としては、「つまらない」ゲームだった。
誤解を招く表現かもしれないけれど、他に適切な言葉が思い当たらない。
折角の勝利に水を差すようで申し訳なかったのだけれど、選手にもそう伝えた。
「つまらない」というのは、凡庸ということではないんだ。
週末の限られた時間を共に過ごしている選手達の勝利は嬉しかったし、彼等がシーズン当初よりも大きく成長しているのは誰よりも知っている。選手達のそうした姿を観るのはやはりとても楽しいことで、その意味では皆から多くの「喜び」を貰っている。
でも、それだからこそ、選手達のことを過小評価もしない。
今日のゲームでは、彼等が自分達の実力をきちんと出し切って、80分間の限られた時間の中で、自分達のベストパフォーマンスを追求しているとは思えなかった。
あれがベストだと言ってしまうことこそ、日々努力している彼等に失礼だ。
彼等はもっと出来るのに、それを出せていない。そのことが、つまらなかった。
彼等はひたむきに、とても一生懸命プレーしていて、好感の持てる選手達なのだけれど、ゲームの組み立てを意識的にコントロールして、流れを捉えることがとても苦手だ。地域・時間帯・点差を考えずに、そのフェーズだけをみてプレーしてしまう。ゲームの均衡が今どこにあるのかを意識して、タイトにプレーすべきところはもっとタイトに、落ち着いてエリアを取るべきところは無理をせず、カウンターだけは十分に気をつけて全力でチェースに走る。無駄になるかもしれないけれど、皆で揃えて、トップスピードで相手のスペースを埋めていく。こういう地道なプレーを、辛抱強く続けていければ、ゲームを決める大切なポイントで、均衡を破って大きな流れを掴めるのだけれど、そういう本当の意味での「我慢」が、チームとしてまだ出来ていない感じだ。
パスすべきところで、パスをしない。
自分勝手なタイミングでボールを持ち出して、孤立してしまう。
相手が最も喜ぶのは反則なのに、不必要なペナルティが続いてしまう。
そして、そういったことを試合中に修正できない。
このあたりが変わってくると、彼等はもっと自分達の本来のプレーに集中できる。
ベストパフォーマンスというのは、そうやって組み立てていくものだと思うんだ。
まだ今は、自分の首を自分で絞めている。勝利こそ掴んだけれど、ここが今の自分達のベストだと思ってしまったら、ラグビーの本当の醍醐味に辿り着かない。チーム全員がそのことに気づいて、日々を変えていけば、ラグビーはもっと楽しくなる。
その時には、名古屋大は十分にA1を狙えるチームになってくると思うんだ。
彼等の持っているポテンシャルを考えると、とても歯痒いのだけれど、沢山の経験を重ねて、少しずつ自信を培っていくしかない部分なので、時間がかかるんだ。
だから本当は、「つまらない」というのは正確ではなくて、そういうチームを皆が真剣に目指していってくれるならば、その姿を見ているのは、とても楽しいことなんだ。
4年生にとっては、残されたゲームはたったの2つだけ。
みんな、頑張ろう。
本当に納得できる「ベスト・パフォーマンス」をして、2つとも勝とう。
Monday, September 28, 2009
落日
9月27日(日)トップクラブリーグ公式戦。
北海道バーバリアンズ 30-5 タマリバ(13:00K.O.@月寒ラグビー場)
古巣でもあるタマリバの敗北。
まずは数年来の雪辱を果たした北海道バーバリアンズを称えるべきだと思う。
映像を観ていないので何とも言えないけれど、スコアから察する限り完勝だろう。
ただ、少し寂しい点差なのは事実です。
WMMにとってはチャンスが転がってきたね。
シルバーウィークの最終日に、久々に練習参加したけれど、切れの良いBKの選手が沢山いて驚いた。あのメンバーで緒戦を落としたことの方が不思議です。
高麗にはきちんと立て直して完勝したようなので、次のタマリバ戦が楽しみです。
北海道バーバリアンズ 30-5 タマリバ(13:00K.O.@月寒ラグビー場)
古巣でもあるタマリバの敗北。
まずは数年来の雪辱を果たした北海道バーバリアンズを称えるべきだと思う。
映像を観ていないので何とも言えないけれど、スコアから察する限り完勝だろう。
ただ、少し寂しい点差なのは事実です。
WMMにとってはチャンスが転がってきたね。
シルバーウィークの最終日に、久々に練習参加したけれど、切れの良いBKの選手が沢山いて驚いた。あのメンバーで緒戦を落としたことの方が不思議です。
高麗にはきちんと立て直して完勝したようなので、次のタマリバ戦が楽しみです。
Sunday, September 27, 2009
仙台にて
2009年9月22日(火・祝)
学生時代のラグビー部の後輩が、仙台で結婚式を挙げた。
彼女のことも知っているので、2人の結婚はとても嬉しかった。
定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館で執り行われた披露宴は、2人の人間味が溢れた心温まるもので、なんだかとても心地よかった。披露宴の後には、近くのイタリアン・レストランで2次会。新郎新婦はここまでだったけれど、その後もラグビー部の仲間と共に3次会へ行って、楽しい時間を過ごさせてもらった。
ラグビーを続けていると、結婚式に出る機会はとても多い。
高校、大学、社会人、クラブと15年以上続けているので、所属したチームだけで5つもあり、それぞれのチームに同期がいて、先輩・後輩・仲間が数多くいるのだから、披露宴まで出席するのは限られるとしても、2次会まで含めるともう数え切れない。
なので、「結婚式」という形式そのものに感動することは少なくなっていく。
それに、自分自身が年齢を重ねていく中で、披露宴の「感じ方」も変わってくる。
でも2人の披露宴は、とてもよかった。
心温まる、まさに"heartwarming"な披露宴だった。
披露宴の主役である2人の人間性とやさしさが、すーっと沁み込んでいくような。
そして、2人とご両親との「関係性」、家族の形そのものもまた、印象的だった。
彼は披露宴において、「どんな家庭を作りたいかというのはとても深く難しい問いで、簡単に答えることはできないけれど、自分なりに答えるならば、両親のように、いつまでもお互いを思いやり、お互いの人生を大切にし合えるような家庭を築きたい」というスピーチをした。それは心からの言葉で、誰もが心に温かいものを感じた。
そういった全てのことが、式場に"heartwarming"を充たしていたのだと思う。
結婚おめでとう。
学生時代のラグビー部の後輩が、仙台で結婚式を挙げた。
彼女のことも知っているので、2人の結婚はとても嬉しかった。
定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館で執り行われた披露宴は、2人の人間味が溢れた心温まるもので、なんだかとても心地よかった。披露宴の後には、近くのイタリアン・レストランで2次会。新郎新婦はここまでだったけれど、その後もラグビー部の仲間と共に3次会へ行って、楽しい時間を過ごさせてもらった。
ラグビーを続けていると、結婚式に出る機会はとても多い。
高校、大学、社会人、クラブと15年以上続けているので、所属したチームだけで5つもあり、それぞれのチームに同期がいて、先輩・後輩・仲間が数多くいるのだから、披露宴まで出席するのは限られるとしても、2次会まで含めるともう数え切れない。
なので、「結婚式」という形式そのものに感動することは少なくなっていく。
それに、自分自身が年齢を重ねていく中で、披露宴の「感じ方」も変わってくる。
でも2人の披露宴は、とてもよかった。
心温まる、まさに"heartwarming"な披露宴だった。
披露宴の主役である2人の人間性とやさしさが、すーっと沁み込んでいくような。
そして、2人とご両親との「関係性」、家族の形そのものもまた、印象的だった。
彼は披露宴において、「どんな家庭を作りたいかというのはとても深く難しい問いで、簡単に答えることはできないけれど、自分なりに答えるならば、両親のように、いつまでもお互いを思いやり、お互いの人生を大切にし合えるような家庭を築きたい」というスピーチをした。それは心からの言葉で、誰もが心に温かいものを感じた。
そういった全てのことが、式場に"heartwarming"を充たしていたのだと思う。
結婚おめでとう。
Monday, September 14, 2009
SKIP
ちなみに。
カミナリグモのライブで1曲だけ、カバーがあったんだ。
ギター1本での弾き語りだったのだけれど、本当に素晴らしかった。
TOMOVSKY "SKIP"
「なんにもしてないくせに 無敵になってた」
最初のワンフレーズで、もうやられていた。
聴いてみてください。カミナリグモ・バージョンとはかなり違う印象だけれど。
とにかくオリジナルを、聴いてみてほしいです。
カミナリグモのライブで1曲だけ、カバーがあったんだ。
ギター1本での弾き語りだったのだけれど、本当に素晴らしかった。
TOMOVSKY "SKIP"
「なんにもしてないくせに 無敵になってた」
最初のワンフレーズで、もうやられていた。
聴いてみてください。カミナリグモ・バージョンとはかなり違う印象だけれど。
とにかくオリジナルを、聴いてみてほしいです。
three waves make "flat"
高校時代からの友達の誘いで行った下北沢のライブは、素晴らしかった。
カミナリグモ
「夕立のにおい」レコ発 ワンマンライブ(ツアーファイナル)@下北沢CLUB Que
http://www.kaminarigumo.com/pc/index.html
友達が彼らのPVを撮っていなければ知ることのなかったカミナリグモ。
3人のメンバーそれぞれに色があって、それがすとんと収まる。
そう、収まりがいいんだ。
不協和音のない、擦れる音ひとつしないパズルのピースが揃ったような。
なんだか不思議な吸引力を持っているバンドだった。
つまりは、とても惹かれてしまった。
ワンマンライブという出会い方も、とても刺激的だった。一方的な出会いだけれど。
オープニングから心を掴まれた。
初めて出会ったバンドなので、勿論タイトルさえ知らない。1曲も知らないのだから。
でも、良かった。
この1曲目を聴いた瞬間に浮かんだイメージがあるんだ。
音とはつまり波だとするならば、3つの異なる波が重なる特別な瞬間に、それぞれの波長がピタリと揃って、flatな世界ができあがる、そんなイメージ。
その"flat"こそが、きっと彼らの透明感なのかなと思いながら聴いていた。
他のバンドにはない特別な透明感のあるボーカルは、バンドとしてのサウンドが調和されることで、よりクリアな、より綺麗なものになっていく。きっと彼らの生命線たる「声」そのものを、最も澄んだものにするために、全ての音がある。
多少大袈裟かもしれないけれど、本当にそんな感じだったんだ。
いつか名古屋でライブがあれば、また行きたい。
ステージの温度を感じるくらいの広すぎないライブハウスで、ビールを飲み干して空になった右手の紙コップが音で震えるのを感じながら、また彼らの曲を聴きたい。
PVを撮った大切な友達に感謝して。
http://www.youtube.com/watch?v=eB6g9w6rQjs
カミナリグモ
「夕立のにおい」レコ発 ワンマンライブ(ツアーファイナル)@下北沢CLUB Que
http://www.kaminarigumo.com/pc/index.html
友達が彼らのPVを撮っていなければ知ることのなかったカミナリグモ。
3人のメンバーそれぞれに色があって、それがすとんと収まる。
そう、収まりがいいんだ。
不協和音のない、擦れる音ひとつしないパズルのピースが揃ったような。
なんだか不思議な吸引力を持っているバンドだった。
つまりは、とても惹かれてしまった。
ワンマンライブという出会い方も、とても刺激的だった。一方的な出会いだけれど。
オープニングから心を掴まれた。
初めて出会ったバンドなので、勿論タイトルさえ知らない。1曲も知らないのだから。
でも、良かった。
この1曲目を聴いた瞬間に浮かんだイメージがあるんだ。
音とはつまり波だとするならば、3つの異なる波が重なる特別な瞬間に、それぞれの波長がピタリと揃って、flatな世界ができあがる、そんなイメージ。
その"flat"こそが、きっと彼らの透明感なのかなと思いながら聴いていた。
他のバンドにはない特別な透明感のあるボーカルは、バンドとしてのサウンドが調和されることで、よりクリアな、より綺麗なものになっていく。きっと彼らの生命線たる「声」そのものを、最も澄んだものにするために、全ての音がある。
多少大袈裟かもしれないけれど、本当にそんな感じだったんだ。
いつか名古屋でライブがあれば、また行きたい。
ステージの温度を感じるくらいの広すぎないライブハウスで、ビールを飲み干して空になった右手の紙コップが音で震えるのを感じながら、また彼らの曲を聴きたい。
PVを撮った大切な友達に感謝して。
http://www.youtube.com/watch?v=eB6g9w6rQjs
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