1週間ぶりの更新。
富士登山以来、ずっと風邪を引いていたのだけれど、やっぱり身体的に安定していないと書けないね。
昨日から、国体のラグビー関東予選が始まっている。
千葉県代表のCTBとして、1回戦は神奈川代表との試合だった。
結果からいうと、22-17の辛勝。
台風一過の酷暑もあって、30分ハーフとは思えないほどタフなゲームになった。終盤に認定トライを奪われたりもして、ゲーム展開も決して楽なものではなかったけれど、なんとか勝利を掴むことが出来て、とりあえずほっとしている。チームの根幹をなす社会人チームのメンバー数人が中心となって、タイトなプレーでチームを引っ張ってくれたことが大きかったと思う。
日曜は、東京代表との2回戦。このゲームに勝利すれば、岡山で行われる本戦への出場権を手にすることになる。厳しいゲームになると思うけれど、実力的に劣っているとは思わない。愚直に、ひたむきにプレーして、きちんと勝利をものにしたいね。
それから。
以前にも書いたけれど、千葉県代表は、昨年まで所属していた社会人チームのメンバー数名と、おれのようなOBが若干名、それに習志野自衛隊のメンバーが加わって構成されている。関東予選への参加にあたっては、協会からも一定の支援があるのだけれど、それに加えて、千葉代表にメンバーを派遣している社会人チームからの手厚い支援があって、そのことに対して、改めて新鮮な驚きを覚えるんだ。
前日のゲームのDVDが各自に配布され、自分のプレーをチェックできる。相手チームの1回戦の試合ぶりも、同じくDVDで確認できる。試合の前後には、補食としてバナナや、ゼリータイプの栄養補助食品が用意されているし、トレーナーも派遣してもらっていて、選手のコンディショニングにも気を遣ってもらっている。
もちろんそれは、基本的におれの為じゃない。社会人チームから参加してくれているメンバーのコンディショニングを気遣ってのことであって、それはトップリーグを目指すクラブとしては、当然の対応なのかもしれない。
でもさ、やっぱりすごいと思うよ。
おれのように、クラブラグビーへと身を転じた人間には、それがどれほど恵まれたことなのかが、痛いほどに分かるからね。
バナナやゼリーだけじゃない。もっとシンプルな素晴らしさが、そこらじゅうにあるんだ。
照明の完備された人工芝のグラウンドで、日々練習が出来る。
そしてゲームの舞台として、江戸川陸上競技場という、素晴らしい天然芝のグラウンドが用意されている。
そんなことのひとつひとつが、特に下位リーグを戦う大多数のクラブラガーにとって、手の届かない向こう側の出来事なんだ。
ありがとうございます。
江戸川でプレーできる環境を与えてもらったことに、本当に感謝しています。