残念ながら、岡山への切符は掴み損ねてしまった。
千葉代表 7-22 東京代表
悔しい。勝って、本戦に行きたかった。
いろんなバックボーンを持つ人間が集まって、2ヶ月近く前から準備をしてきたけれど、この敗戦をもって、今年のチームは終了することになる。メンバーそれぞれに置かれた環境も異なる中で、決して十分な練習を積めた訳ではなかったし、今回の結果も、必ずしも満足できるものではなかったけれど、それでも今回の関東予選に参加したことは、本当に刺激的な経験になった。
自分のプレーに対する他人の意見や感想、評価といったものを、久しぶりに聞いた気がする。そのことがすごく新鮮だったし、嬉しかった。そして、思うところが多かった。
細かいプレーのひとつひとつ、べき論のようなものじゃない。もっと根本的な部分に語り掛けてくるような言葉を、本当にたくさんもらったんだ。
自信を持ってグラウンドに立っているように見えた、と言ってくれた人がいた。
楽しそうじゃなかったかな、とつぶやいた後輩もいた。
感じ方は人それぞれ。
そして、そういう言葉のひとつひとつが、新鮮ななにかをもって心に響く。
自分では見ることが出来ない自分の姿が、いろんな人間の言葉の端々に垣間見えるようで、そういう形で「自分」というものを鋭く突きつけられることにどきどきしたし、おれにとってそれは、なによりの収穫だった。
グラウンドでは、人間性はごまかせないね。
プレーのことは、細かくは書かない。
ATT、DEFともに致命的なミスがあった。相変わらず良くないところは変わってないね。クラブラグビーに身を転じて、どうしても練習時間は限られてしまうけれど、毎週末の貴重な時間を濃密なものにして、少しずつでも上手くなっていきたい。まだまだ全然、ってレベルだと自分でも思います。
ちなみに試合後は、そのままタマリバの練習に参加してきた。
来週からは、タマリバクラブの2005年のシーズンがついに始まる。9月4日、曼荼羅クラブとの開幕戦。場所は三ツ沢球技場。クラブリーグの公式戦にこれほどの素晴らしい環境が用意されたことに、本当に感謝したい。国体の試合終了後にダブルヘッダーで練習することにしたのは、この試合に意地でも出たかったからなんだ。
さすがに3時間も練習するとは思っていなかったけどね。