Monday, December 24, 2007

入替戦

駒場WMMの今シーズン最終戦。
東日本トップクラブリーグへの昇格をかけた入替戦に臨んだ。

12月23日(日)緒戦。
駒場WMM 14-0 新潟アイビス(14:00 K.O.@駒沢補助グラウンド)

12月24日(月・祝)決勝。
駒場WMM 32-17 サッテツクラブ(12:30 K.O.@駒沢補助グラウンド)

きちんと2連勝して、来シーズンの東日本トップクラブリーグ昇格をものにしました。
試合会場に足を運んでくれた皆様、本当にありがとう。
新さんと宋が5年前から思い描いてきたステージに、ようやく辿り着いたね。
ゼロからチームを創り上げた2人には、ひとまずはお疲れ様と言いたい。
そして、今シーズンが始まる頃に、自分を強く誘ってくれたことにも感謝しています。
良い経験をさせてもらいました。


まあでも、ゲームそのものは決して良くなかった。
もっと安定したゲーム運びで、きちんと勝てるレベルの相手だった。
やっぱりベーシックが足りないよね。勿論、まずは自分自身だけれど。
試合後、FWの核として安定した活躍をしていたNo.8の山崎選手とも話したけれど、「基本」がないと、ラグビーそのものが面白くなってこないような気がする。
相手DFを突破する。タックルが決まる。綺麗なパスが通る。
それはそれで楽しいけれど、ラグビーの面白さは、もう少し先にあるはずなんだ。
WMMでのラグビーは、もっと楽しいものになると思うんだけどね。

そんな訳で、もうこの試合のことは忘れました。
来シーズンに向けて、ベーシックトレーニングしていきます。
若手には負けたくないので。

Sunday, December 23, 2007

忘れない執念

12月23日、日曜日。
2007年度の東京大学ラグビー部の最終戦、京都大との定期戦が行われた。

東京大A 15-73 京都大A
東京大B 25-5 京都大B

このゲームをもって、2007年度のシーズンは終了した。
今シーズンでラグビー部を去っていく4年生のみんな、お疲れ様でした。
自分自身は、駒場WMMでのゲームが重複してしまい、学生の最終戦をグラウンドで観ることが出来なかった。1年間コーチとして付き合ってきたチームの集大成なので、駒場のグラウンドに居てあげたかった。学生の皆には申し訳なかったです。

惨敗のラストゲーム。悔しかっただろうと思う。
でも、悔しさなんて、すぐに忘れるからね。
本当に悔しくて、来年借りを返したいと思うならば、忘れない執念が必要です。
ずっと悔しさを忘れないというのは、とてもしんどいことだけれど。

来シーズンは、もっと強くなろう。

Tuesday, December 04, 2007

MAGNUM

12月1日(土)の練習後、パートナーと映画を観に行った。
ずっと公開を楽しみにしていたドキュメンタリー・フィルム。
『MAGNUM PHOTOS マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』

ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアの4人によって60年前に創設された、世界を代表する写真家集団「マグナム」。
その内情と、60年を経て次なる舞台へと向かう彼らの思いが垣間見える映画だ。

非常に興味深かった。
マグナムのメンバーは、写真に対する己の立ち位置を明確に意識している写真家ばかりで、彼らの語る言葉はシンプルでありながら、写真というメディアの可能性を考え抜いていることを、写真家として生きる姿勢を、しっかりと感じさせるものだった。

また、彼らが実際に撮影に臨む姿を収めたシーンもあったのだけれど、それがまた良かった。単純に「すごいなー」って。被写体とコミュニケーションを取りながら、大胆に、素早く、連続してシャッターを切っていく。
特別なことは何もない。当たり前のことなのだけれど、難しいことだと思う。
プロフェッショナルとしての彼らのそうした姿は、なんだかとても洒落ていた。

この映画を観て、マグナムが一枚岩ではないことは分かった。
様々な写真家がいて、写真への対峙の仕方は人それぞれだと、明確に理解できた。
でも、揺るぎない共通項だってあるのかもしれない。
ひとつ言えることは、アンリ・カルティエ=ブレッソンのラストシーンを見てしまうと、写真家集団「マグナム」が創り出していく今後の写真表現が、新たな地平を切り開くものであってほしいと思わずにはいられない、ということです。

Sunday, November 25, 2007

東日本制覇

11月24日(土)、東日本クラブ選手権大会 準決勝。
駒場WMM 27-20 ツクバリアンズ(12:40 K.O.@熊谷ラグビー場 Bグラウンド)

東日本クラブ選手権における、おそらく一番の難敵。
なかなか思うようにいかないゲームだったけれど、なんとかものにしました。

タマリバとの差はどこだろう。
昨シーズン、タマリバ時代に対戦した時には、88-7で勝っている相手だからね。
ツクバリアンズには新たに外国人CTBも加わっていて、当然ながら昨年のチームと単純な比較はできないけれど、今年対戦しても、多分タマリバは圧勝するだろう。
この差を埋めないとね。
まずは、簡単に3トライを失ってしまったディフェンス。
自分自身、トライに繋がるタックルミスが1本あった。これをゼロにしないとね。
そして、当然のことだけれど、フィットネス。
「後半に走り勝つ」と言いながら、先に足が止まったのはWMMだった。
タマリバをイメージして考えてみると、1人ひとりのプレー回数と、プレーの切り替えにおける反応で、残念ながらWMMはかなり劣っていると思う。
不必要な反則や、勿体ないキックも多かった。
苦しい時間帯に、チームとして弱気になっていた証拠だ。

試合終了後、みんな冴えない表情だった。
同じようなことを、きっと皆が感じていたはずなんです。
課題が沢山見つかったので、今後の練習に目標が出来て、ある意味良かった。
もっと強くなりましょう。

翌日の11月25日(日)、同じく熊谷で決勝戦があった。
自分自身は所用で欠場だったのだけれど、WMMは紫波オックスを64-17で降して、東日本クラブ選手権の優勝を決めてくれた。
クラブという枠ではあるけれど、東日本制覇です。

ナイスゲーム。

Saturday, November 24, 2007

ラストゲーム

11月23日(金・祝)、対抗戦Bリーグ最終戦。
東京大 21-23 一橋大(14:00 K.O.@国立グラウンド)

2007年度シーズンの最終戦は、非常に残念な結末だった。
一橋大の選手たちの方が、勝ちたい気持ちが強かったということだと思う。
彼らもこの1年間、4年生だったら4年間、きっと一生懸命にやってきたんだからね。

コーチとしては、勝たせてあげたかった。
言い訳ではなく、実力で劣っていた訳ではなかった。はっきりと、勝てる相手だった。
それ故に、コーチとしての責任を感じています。

学生時代の恩師、水上さんに翌日会って、シーズンの総括を伝えた。
チームは生き物だ。良い経験したね。
水上さんはそう言ってくれたけれど、4年生にはラストシーズンだったからね。

もっと出来ることがあったんだろうなー。

Sunday, November 11, 2007

明学戦

11月11日(日)、対抗戦Bリーグ第6戦。
東京大 31-0 明治学院大(14:00 K.O.@駒場ラグビー場)

ディフェンスが安定していて、総じて良いゲームだった。
残念ながら入替戦への出場は、前節で上智大に敗れたことで絶望的になってしまっていたのだけれど、来年に繋がっていくゲームになったと思う。

今日のディフェンスをベースラインにしていかないとね。
ディフェンスは東大ラグビー部の生命線。
今日の出来は良かったけれど、彼等はもっと出来るはずだから。
残された試合はあと1つだけとなったけれど、もっと激しく、もっと反応を早く。
そして、最高のゲームにしよう。

Tuesday, October 16, 2007

LOST

10月14日(日)、対抗戦Bリーグ第4戦。
東京大 5-78 立教大(14:00 K.O.@立教大学グラウンド)

完敗。
対抗戦Bリーグにおいて頭ひとつ抜け出している存在の立教大に本気で対抗すべく、戦略を周到に練り込み、1週間かけて徹底を図り、強い決意で臨んだ今シーズン最大の挑戦だったけれど、残念ながら歯が立たなかった。

1年間で積み上げてきたものの違いを、悔しいけれど突きつけられてしまった。
試合終了直後にも、立教大の選手は練習をしていたけれど、それだけではない。
ひとつひとつのプレーの中に、日々の練習量の差が出てしまった。
でも、本当は1年間の差ではなくて、昨シーズンまでの5年間をAリーグで戦い抜いた経験も含めると、もっと大きなところにも彼我の差はあるんだよね。

ただ、それは戦う上での前提。
東大は、悔しいけれどチャレンジが足りなかったのだと思う。
戦略だけで埋められるほど甘くはなかったね。

まだ、対抗戦は3試合残っている。
全部勝って、最後まで入替戦出場に望みを繋いでいこう。
でも同時に、来年のこの日への挑戦が、また今日から始まるんだ。
現時点で、立教大と東大の間にある厳然たる地力の差。
あるいは、チームとしての経験や自信、勝利へのこだわり。
そういった全てを覆すだけの揺るぎない根拠を、今日からまた始まる練習を通じて、自分達自身の中に確かに積み上げていくことでしか、道は開けないからね。

残りの3試合は、絶対に負けません。

Sunday, October 07, 2007

敗戦の先

10月7日(日)、対抗戦Bリーグ第3戦。
東京大 13-41 学習院大(14:00 K.O.@駒場ラグビー場)

悔しすぎる敗戦。
選手のみんなは一生懸命、ひたむきにプレーしてくれた。
練習してきたことを信じて、素晴らしいディフェンスを幾度となく見せてくれた。
でも、どうしてもゲームの流れをつかめなかった。

勝たせてあげたかった。
でも、勝負の世界は残酷で、彼等が今戦っているのは、そういう場所だからね。
学習院大のメンバーも春から必死で頑張ってきたんだよね。
ここ数年負け続けている東大が底力で上回るには、まだちょっと足りなかった。
でも、シーズンはまだ半ばだから。この経験から強くなっていけばいいんだ。

残されたゲームは4試合。とにかく前を向いて進んでいくしかないね。
次は1週間後、相手は対抗戦Bリーグのトップ、立教大です。
最高のチャレンジをしよう。
ゲームプランを徹底的に練り込んで、最大限の準備をしよう。
勝利を掴むためにね。

Wednesday, September 26, 2007

rhythm of shout



パートナーの新作。
感動の公演から2日。心への響き方は人それぞれだね。
様々なインプットが視覚的なイメージへと収斂されていく生活も、楽しそうです。

Tuesday, September 25, 2007

憑依のタップ -熊谷和徳

昨年の4月以来、約1年半振りとなるタップ鑑賞。
ずっと楽しみにしていた熊谷和徳のソロ公演『TAP SOLO』を観に行った。
場所は、東京国際フォーラムのCホールね。

熊谷和徳のタップをライブで観るのは、今回が2回目となるのだけれど、前回の公演が「コラボレーション」に軸足を置いたパフォーマンスだったのに対して、今回は完全なるソロ公演だ。それがチケットを取りたいと思った最大の理由でもあるのだけれど、「ソロ」という形式こそが熊谷和徳という1人のタップダンサーを特別な存在たらしめるのだという確信めいた思いがあって、タップダンサーとしての彼の魅力が純化され、昇華していく瞬間に思いを巡らせながら、この日を待ち望んでいたんだ。

そんな熊谷和徳のタップ・ソロ公演。
そのパフォーマンスは、期待に違わない本当に素晴らしいものだった。
約1時間半の公演で彼は、その独自の世界観で完全に観衆を呑み込んだ。

ここから先は、完全におれ自身の勝手な解釈になるのだけれど、今回のソロ公演の全体を振り返ってみた時に、おれとしては、全体を貫く1つの大きな流れを感じた。
最初はその流れを、ある意味で脚本的なものと受け止めていた。つまり、タップを1つの媒体と捉えて、その枠組みの中でストーリーテリングをしていく方向性なのだと。

例えば、オープニングのパフォーマンス。
一切の音楽がなく、極めてシンプルなライトに照らされたステージの上に、彼のタップシューズが床板を踏み、擦れる音だけで、ある種の世界が構築されていく。
このオープニングを観ていておれは、「形なきものとの対峙」なのだと考えた。
猛獣のようでもあり、或いは駿馬のようでもあり、獰猛な野生と、人間が失くしてしまった狂気を備えた形なき存在。熊谷のタップによって、形を持たない霧のような何か、でも対峙することさえ覚束ないような圧倒的な迫力とオーラを持った何かが、ステージの上で足音を立てる。小刻みに連続するタップシューズのリズムは、そんな形なき存在の足音だ。熊谷は、戦う訳でもなく、逃げる訳でもなく、その存在と、ただ「対峙」していく。ある意味でそれは、不可視なものとのコミュニケーションかもしれない。

そして、全てを振り絞った渾身の対峙の中で疲弊しきった彼に、夜が訪れる。
青の照明が降り注ぎ、ひそやかな雨音が響き始め、静かに音楽が流れ出す。
ここからが第2のパフォーマンスだ。
この時、おれの脳裏には「夜の酒場」のイメージが想起されてくる。
夜の暗闇と、優しい雨音が、熊谷を包み込んでいく。
彼は救われ、先ほどの対峙が意味していたものを、自分の中に落とし込んでいく。

そして、朝を迎える。
より厳密にイメージを言葉にしようとするならば、夜明けを迎えようとしている。

勿論、あくまでおれ自身のイメージだ。
熊谷和徳の胸の中に、このような世界観や構想は存在していないかもしれない。
いや、間違いなく存在していないのだろう。
それでもおれは、特に公演の前半を通じて、1日に満たないレベルの時間軸と、ある種のストーリー性を持ったパフォーマンスなのかもしれないと勝手に解釈した。
脚本的、というのはそういうことだ。

でも、最後のパフォーマンスを観て、全ての印象が覆った。
結局のところ、この瞬間の為に全てはあったのだと。
それは脚本ではなくて、周到な準備のようなものだったのだと。

ラスト・パフォーマンス。
どこか神々しくもある音楽と照明のもとで、熊谷の表情が明確に変化していく。
初めて熊谷和徳のタップを観た時の感覚が蘇ってくる。
まさに「憑依」のタップだ。
彼自身が踊っているというよりも、彼の身体に憑依した何かが、彼の身体を踊らせているとでもいうような、渾身のタップが繰り広げられていく。全身が繰り出す高速のリズム、飛散する汗の飛沫、しなやかな指先、恍惚と忘我の表情。その全てがどこか神々しく、シャーマニズムの世界を想起させる強烈なパフォーマンスとなって、ステージ全体を支配していくんだ。

憑依というのは、全ての要素が周到に整えられた極めて特殊な状況でしか起こり得ないことなのかもしれない。熊谷和徳はきっと、約1時間半の公演の中で、「憑依」の為の準備を周到に重ねていったんだ。
ひとつひとつ、丁寧に。霊媒師が香を焚くようにね。

素晴らしかった。
彼と同じプロトコルでコミュニケーションできるタップダンサーは、多分いないだろう。
タップの世界を知らない人間にもそう感じさせる圧倒的なパフォーマンスだった。
また観たいです。

Sunday, September 23, 2007

武蔵大戦

9月23日(日)、対抗戦第2戦。
東京大 29-19 武蔵大(14:00 K.O. @駒場ラグビー場)

昨年12-14で敗れている相手に、まずは雪辱。
それにしても、内容は悪かった。「しょっぱいゲーム」という感じだよね。
選手自身も分かっていると思う。
チームの地力は明らかに東大の方が上だったからね。
今日の試合で満足している選手は、おそらく1人もいない。表情をみれば分かる。
でも、それこそが、苦しみ抜いたチームが勝ち得た自信であり、成長なんだ。
彼等はきっと、秋シーズンを通じてもっと強くなります。

次のゲームは2週間後、昨年Bリーグ2位の学習院大だ。
この試合に勝てば、入替戦出場に大きな道が開かれる。
今年の東大ラグビー部にとって、最も重要なゲームとなることは間違いないね。

この2週間の過ごし方が大切です。
自分達の積み上げてきたものを信じて、突き詰めて、徹底する。
修正すべきポイントを明確にして、致命的な課題をひとつずつ潰していく。
今から特別なことは要らない。
とにかく地道に、細部にまでこだわりながら、練習を重ねていくだけだね。

最高の2週間にしよう。
そのための道筋をつけてあげることが、コーチとしてのおれの役割です。
ある程度のイメージは、もう既に出来ているけどね。

Wednesday, September 19, 2007

かさなり




ローライで初めて撮った12枚のプリントが出来上がった。
本当はどちらも失敗なのだけれど、なかなか良い感じなので、載せてみようかなと。
フィルムの巻き上げを忘れてしまったみたいで、多重露光になっているんだよね。
でも、悪くないなーと思って。
こういうのも、フィルムカメラの楽しいところです。
ちなみに、トリミングしてません。
ローライは正方形の写真が撮れるのだけれど、新鮮な感じがするね。

折角買ったローライで、また写真を撮ろう。
露出計が壊れてしまったので、買い直さないといけないけれど。

Monday, September 17, 2007

東日本クラブ選手権

ラグビー漬けの3連休。
東京都のクラブリーグを制した駒場WMMにとって、来年のトップクラブリーグ昇格をかけたトーナメントが、遂に幕を開けた。

9月16日(土)
東日本クラブ選手権 2回戦(11:00 K.O.@熊谷ラグビー場Bグラウンド)
駒場WMM(東京都) 43-10 FIRST(長野県)

9月17日(日)
東日本クラブ選手権 3回戦(11:00 K.O.@熊谷ラグビー場Bグラウンド)
駒場WMM(東京都) 59-11 白楊クラブ(栃木県)

炎天下の連戦で体力を消耗しながらも、なんとか無難に乗り切った。
内容はともかくとして、まずは勝って良かった。負けてたら話にならないからね。

それにしても、まだまだだなーと。
次の試合では、チームのハンドリング・エラーを数えてみよう。
余りに多すぎるよね。来年トップクラブリーグで戦うことを目標にするとして、挑戦者がミスを重ねたら、絶対に勝てないからね。
ならば、どうするか。
選択肢は2つあって、リスクの少ないアタックオプションを選択するか、練習するかのどちらかしかない。クラブ随一の経験値と運動能力を持つタマリバを相手に、リスクを取らずに勝つことは、まず無理だよね。それに、そもそもそんなラグビーはつまらない。だから、練習して上手くなるしかないね。

自分自身は、1つだけ意識していることがある。
それは、同じ練習時間であっても、誰よりも長い時間ボールに触れること。
練習開始前の30分。或いは、練習メニューの合間に集合する時間。いつもボールを触っているようにしている。ストレッチの合間にも触っていたりする。
結構ボールが馴染んでくるものです。昔よりはハンドリングミスが減ったかな。
勿論、社会人ラグビーと比較するとプレッシャーが全然ない環境でプレーしていることが最も大きいのだけれど、それでも多少は効果があるような気がする。

とはいえ、下手糞だけどね。
東大ラグビー部をコーチングしながら、学生に混ざってもっと自分も練習しよう。

Sunday, September 09, 2007

秋を戦うベース

9月9日(日)、ラグビー漬けの1日。

まずは、東日本クラブ選手権を来週に控えたWMMの、最後の練習試合だ。
駒場WMM vs 曼荼羅クラブ(10:30 K.O. @駒場ラグビー場)

正確な最終スコアは分からないけれど、20点差近くをつけての勝利。
曼荼羅はメンバーが揃わず苦しんだみたいだけれど、相手云々は関係なくて、WMMにとっては有意義なゲームになったと思う。東日本制覇に向けて、良い流れを作ることが出来たし、チームの今の強みと課題がはっきりしたからね。

自分自身としては、まずは単純なミスを減らすこと。
プレーの質がまだ低いので、出来る限り修正していきたい。
もうひとつの課題は、タックル。今シーズンに入ってからは、受けるタックルが増えてきている。きちんと踏み込んで、相手に強い圧力をかけていくディフェンスが全然出来ていない。身体の芯が弱くなっていることもあるのだけれど。
春からずっと自覚していることなので、きっかけを掴んで自分を変えていきたい。


そして午後。
東大ラグビー部2007-2008シーズンの開幕戦。
今年の秋シーズンの流れを生み出す為にも、絶対に落とせないゲームだった。
東京大 37-14 成城大(14:00 K.O. @駒場ラグビー場)

良いゲームだった。
まだ緩い部分も勿論あるのだけれど、気持ちの伝わるゲームだった。
メンバーに選ばれた15人全員が、春から練習してきたこと、今自分達に出来ること、そして今自分がすべきことを強くイメージして、しぶとくプレーした結果だと思う。
観ていて、本当に嬉しかった。

やっと、本当の意味でスタートラインに立てたね。
選手にも話したけれど、東大はこのゲームで、2つの大きな収穫を手にしたんだ。
ひとつは、公式戦を戦うメンタリティを作れたこと。
前日の練習、ゲーム前のウォーミングアップを経て、選手の表情が変わっていくのがはっきりと分かったからね。プレッシャーの中での厳しいゲーム経験に乏しい東大の選手達にとって、ゲームメンタリティを意識的に作っていくことは簡単ではない。
こういう経験のひとつひとつが、絶対にチームを成長させてくれるんだ。
もうひとつは、練習してきたプレーを徹底した先に、結果がついてきたこと。
皆が一生懸命積み上げてきたものに自信を持つ為の、良いきっかけになったと思う。

この2つが、秋を戦う上での全ての根底。
だからこそ、今日の勝利がスタートラインです。
ここからチームが更に成長していく為の、揺るぎないベースにしていかないとね。

勿論、修正すべき点も多い。
幾つかの課題点は、今後致命的になる可能性もある。
ベストゲームとは言い難いよね。自分達の実力の全てを発揮できている訳じゃない。
でも、きっと選手は「きっかけ」を掴んだと思います。

まずは次のゲーム。
課題を明確にして、練習にこだわって、確実に目標に向かって進んでいこう。

Saturday, September 08, 2007

ギャラリー

パートナーの新しいギャラリーを作ってみたんだ。
http://treasuryuka.smugmug.com/

HTMLやCSSの知識があれば、もっとカスタマイズできるみたい。
きちんと勉強して、自分でデザインすることができれば、結構楽しいかもしれない。

最近のパステル作品も載せてます。
彼女にとっての新しいスタイルが確立されつつある感じがします。

Monday, September 03, 2007

対抗戦

来週から、いよいよ東大ラグビー部の2007-2008シーズンが開幕する。
開幕戦は9月9日(日)、駒場グラウンド。相手は昨年の開幕戦と同じ、成城大だ。

あと1週間だね。
今の東大は、春とは全然違うチーム。皆が成長の手応えを感じているはずだ。
怪我人がいようが関係ない。今のベストメンバーが、東大のベストです。
今まで皆が積み上げてきたものを、全て出し尽くして、最高のゲームをしよう。

まずは開幕戦。今年は負けません。

Sunday, September 02, 2007

ローライ

もう2週間近く前になるのだけれど、新しいカメラを買ってしまった。
Rolleicord Ⅳという二眼レフのクラシックカメラだ。
http://www.k5.dion.ne.jp/~tlr/pqrst/rolleicord4-main.html

当然ながらフルマニュアルで、露出計も内臓されていない。
一枚の写真を撮るのに、とても時間のかかるカメラだ。
でも、それが楽しくて仕方ない。
ファインダーを上から覗き見る感覚や、チャージしてからシャッターを切る感覚には、一眼レフにはない独特の魅力がつまっているね。撮っているだけで嬉しくなる。

まだフィルム1本を試し撮りしてみただけで、プリントも出来ていないので、どんな雰囲気の写真になるのか分からないけれど、いずれにしても、きっと今までとは違った色の写真になるんじゃないかと思っている。中古のライカを買った時もそうだったし、50mm/F1.2のNikkorレンズを初めて使ってみた時もそうだったけれど、モノが変わると映り方も変わってくるからね。

ローライはブローニーフィルムを使うので、現像・プリントが高いのが難点だけれど、ストラップをつけて、ローライを肩から提げて、また街に出て写真を撮りたい。
写真を撮るようになって、本当に良かった。

Thursday, August 09, 2007

曖昧にしない態度

くるりの新曲が頭から離れない。

ところで。
久しぶりに村上龍さんの著作を読んでいる。消耗品シリーズの最新作ね。
村上龍『すぐそこにある希望 MEN ARE EXPENDABLE Vol.9』

相変わらず、素晴らしいエッセイの数々。
まだ50頁程度しか読めていないけれど、心を突き刺す指摘とフレーズに溢れている。
読んでいて痛切に感じるのは、龍さんが一流の表現者として、メッセージすべきターゲットと、その際の論点を、非常に厳密に、極めて繊細に意識しているということ。

例えば、日本の外交政策。
龍さんは「日本は外交的にほぼ全てのリスクをブッシュ政権にファイナンスしてもらっている」と指摘した上で、それ自体の是非ではなく、その事実に対して、大手既成メディアが一切のアナウンスメントをしないという現状を批判的に語る。
「つまり、あなたはどうしたいのか」と問う人間がいてもおかしくないところだが、このスタンスこそが、村上龍という作家の適正さだと思うし、ある問題に対して、徹頭徹尾厳密であろうとする、はっきりとした強い意識なのだという感じがする。
メッセージの目的は、対米政策そのものではないんだ。
大手既成メディアを批判的に論じることで、そうした報道環境、あるいはメディアの発するアナウンスメントを受容する側の環境を醸成している何か、より深層に根付く精神性のようなものに、様々な角度からアプローチしようと試みているのだと思う。

曖昧にしない態度をキープし続けるのは、相当の体力と根気を要する作業だ。
この視点を持ち続けることこそが、龍さんの比類ない存在感の根拠なんだろうね。

続きを読むのが楽しみで堪らない。

Sunday, August 05, 2007

くるり

随分久しぶりに、1枚のCDを買った。
くるりのニューシングル『言葉はさんかく こころは四角』なんだけどね。
http://www.jvcmusic.co.jp/quruli/index.html

銀座四丁目の交差点を歩いていたら、角のビルに掲げられた液晶スクリーンがGolden Circleの『ミュージック』のPVを流していたんだ。以前に書いたけれど、Golden CircleのドキュメントをTVで観たことがあったので、その時に感じたなんとも人間らしいやさしさのようなものを思い出して、山野楽器に足を向けた。
1FのJ-POPコーナーをぐるっと廻って、『ミュージック』のシングル盤を見つけ出して、ヘッドホンを耳に当てて試聴して。1分に満たない程度のイントロしか聴けないのだけれど、それでもユーミン作曲のメロディが流れ込んでくると嬉しくてね。
そんなふうにして音楽を聴いていた時に、ふとこのCDが目に飛び込んできたんだ。

学生時代、くるりは大好きだったんだ。『東京』なんて1,000回くらい聴いた。だから、CDショップに足を向けると、自然に目で追ってしまうグループの1つではあるんだ。
ちょうどGolden Circleの傍の棚に並んでいたこのニューシングル。
すぐに惹かれてしまった。
もっと正確に言うと、試聴する前に、もう惹かれていた。
そして聴いてみて、更に好きになった。

くるりらしいタイトルも悪くないけれど、何よりもまず、ジャケットの写真が素敵だ。
(タイトルロゴのフォントと配置は間違っていると思うけれど。)
自宅に戻ってから調べてみると、鳥巣佑有子さんという写真家の作品とのこと。
鳥巣さんのことは恥ずかしながら全く知らなかったけれど、素敵な写真を撮るよね。
"angle management produce"で、鳥巣さんの他の作品も見かけたけれど、透明感があって、やさしい光の写真という感じがするね。綺麗で、澄んでいる。

勿論写真だけではなくて、曲も素敵だ。
1曲リピートにして、今もこの文章を書きながら、ずっと聴いている。
くるりの岸田繁さんはきっと、やさしい人なのだと思う。
やさしさの意味は人それぞれかもしれないけれど、少なくともおれはそう思うんだ。
繊細で、そっと包んでおかないと壊れてしまいそうなものを大切にする人。
自分自身に目を向けると、恥ずかしくなってしまうけれど。

やさしさに溢れた作家に、ジャンルを問わず魅力を感じて、惹かれていくんだ。
アラーキーや北野武は、おれにとって典型的な「やさしい」存在。
自分が撮り溜めている写真に、そんなやさしさがいつか写っていれば、すごく嬉しい。

タマリバ

8月4日、土曜日。
およそ半年振りに、タマリバのメンバーとラグビーをした。
Over30 vs Under30で、20分×4本のゲーム。場所は馴染みの「辰巳の森」ね。
自分自身は今年の10月で30歳になるのだけれど、Over30チームでの出場。
OB戦とまではいかないけれど、多くのベテラン勢が顔を出して、とても楽しかった。

丹羽さんが言っていた。
「ロッカールームの雰囲気がタマリバらしくて、やっぱり良かった」って。
負けることが嫌いな人達ばかりだからね。
どうしたって運動量は少ないし、即席チームゆえのミスも重なってしまうのだけれど、でもみんな、身体の奥底のどこかに確かに眠っているシーラカンスみたいなやつを覚醒させて、良いプレーするんだ。凄いタックルを何本も見せてもらった。
そういうチームは、日本にはタマリバ以外にまだないかもしれない。
WMMが時を重ねて、数年後に同じようなことが出来たら、きっと楽しいだろうね。

ちなみに。
今シーズンのWMMは、かなり勝負できるチームだと思っています。
あまり同じグラウンドでプレーできないけれど、まずは合宿を最高の舞台にしよう。