Sunday, June 05, 2005

タマリバ戦

6月5日(日)11:30 K.O. @東大駒場G
WMM 17-15 タマリバ

ずっと楽しみにしていたゲーム、なんとかものにしました。
厳しいゲームだった。前半こそ5−0とリードして折り返したものの、後半に入ると自分たちのミスから2トライを奪われ、12-15と逆転を許してしまう。そして、リードされたまま終了間際を迎えるのだけれど、土壇場のところでビッグプレーが生まれる。敵陣ゴール前での相手キックをFLの宋がチャージ、こぼれたボールをNo.8の依田がすかさず押さえて逆転トライ。これで辛くも勝利を掴むことができた。
とにかく、勝ってよかったよ。

はっきり言って、WMMは巧いチームじゃない。センス溢れるような選手は、ほとんど皆無と言ってもいいと思う。走り切れるWTBだっていない。FWのサイズだって大きくないし、気の利いたプレーが出来る選手は数えるほどしかいないチームだ。(おれ自身、気の利いたプレーなんて全然出来ないけれど。)
でも勝てたのは、ひとえにディフェンスだったと思う。
WMMのゲームの中では、今日のディフェンスの出来はとてもよかった。Ch0-1のところは殆ど切られなかったし、逆に接点で押し込んでいくシーンもかなりあった。とにかくしつこいタックル、というのは、忘れちゃいけない東大のアイデンティティだからね。
個人的にも、タックルはそんなに錆び付いてないような気がして、少しだけうれしかった。1トライも取ったし、1ヶ月振りのゲームにしてはそれほど悪くなかったんじゃないかと思う。
おれ自身の今後の課題は、細かいミスをとにかく無くすこと。そして、もっと走ることだね。アタックセンスは相変わらずないけれど、がむしゃらに乗っていけば、いずれ活路は開けるかなって。

そんなわけで、タマリバに勝利できたのは、まずはよかった。
でも、あれ2本目だね。メンツ1.5本目、メンタル2本目だ。
WMMとしては、どんな形であれ、相手がどんなメンツであれ、タマリバに勝利した意味は大きい。けれど、発足当初の目標を失っていないなら、あれがターゲットじゃないと痛切に感じた。実際、タマリバの主力メンバーは、同じく今日行われたセブンスの大会に参加しているらしい。次はもっと相手が本気になるようなマッチメイクが出来るといいなと思うよ。CTBとしては、やっぱり裕司さんに出てほしかったね。

それから、ちとがっかりしたこともある。
それは、集合時間に全然メンバーが集まらなかったこと。時間までに来たのは、わずか3人だけだった。アップに間に合わないとか、そういうことはなかったけれど、どうせ来ないのなら最初から時間を遅くすればいいのに。
本音を言うと、この時かなりモチベーションが下がった。なんだそれ、って。
クラブラグビーだから、基本は選手の自主性のもとに、やりたいやつが集まればいいのだけれど、でもやっぱり、どうかと思うんだ。来ると言ったのは自分なのだから、約束を守るのは最低限のマナーだと思う。集合時間が早すぎるのなら、遅くすればいい。そんなに難しいことではないと思うのだけれど。

WMMは、今日のゲームをもって、暫くオフに入るらしい。
おれはというと、次の目標は国体予選だね。出番があるかどうかは分からないけれど、ゲームに向けて練習は続けていきたいと思っている。ただ、WMMがオフになってしまうと、次の練習環境を探さないといけないので、ちょっと困っている。

なので今後は、タマリバの練習にちょっと顔を出してみようかと思ってるところです。