昨日のことだけれど、昨年までおれが所属していたチームのメンバー10名と、焼肉を食べてきた。このチームのメンバーの間では有名な、武蔵中原の名店「ホルセン」ね。実はこの店、おれは昨日が初めてだった。引退してから、こういう形で来ることになるとは思ってなかったよ。
引退してからもう半年近くなるけれど、元チームメイトと呑む機会が現役の頃よりも増えたような気がする。自分でいうのもなんだけれど、結構引っ込み思案な性格で、現役の頃はあまりそういう場に顔を出すことがなかったんだ。不思議なものだなと思うよ。今だから気さくに話せるような部分があったりもするしね。こういう繋がりは、本当に大切にしていきたいと、最近よく思います。
それから、このブログが思っていた以上に読まれていることを知って、正直かなり驚いた。そんなつもりで書いていなかったからね。
ここは、おれの跡地です。
引退してしばらくした頃に、おれの心をなぜかよぎった、親父の好きな言葉。
「日々是感動」
この言葉は、正しいかどうかは知らないけれど、おれ自身の英訳によって、このブログのタイトルにもなっている。感動というのは、心を開くことだと思う。感ずるところなんて、そこらじゅうにあるはずなんだ。ただその瞬間に、扉が閉じてさえいなければ、感動はいろんなところに転がっていると思う。そして、「どう感じるか」はきっと、「どう生きるか」を決めるスタートライン。あとは感じたままに動けばいいだけだからね。
特に考えて始めた訳ではないけれど、きっとおれは、まずは扉を開けようと思って、この試みを始めたのかなって、今にしてみれば思ったりもするんだ。
そして、だからこそここは、おれの跡地なんです。
なにかを感じたときに、その「感じ」に形を与えていくような、そんな作業の跡。
でもさ、跡地だってきちんとデザインすれば、別のなにかにもなり得るのかなって。
今はひそかに、そんなことを企んでいたりもします。